とにかく書いておかないと

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リベラルを排除したら独裁国家が誕生する

2017-10-03 08:14:32 | 政治
 先日「リベラル」という言葉が混乱しているのではないかという趣旨のブログを掲載した。「リベラル」について東京外語大の篠田英朗先生のブログで分かりやすく説明しているので、引用させていただく。

 日本では冷戦終焉後、保守vs革新、という言い方が、時代遅れになった。「革新」政党と呼ばれた社会党が没落したため、「保守vsリベラル」という、アメリカの共和党と民主党の対立軸の丸ごと輸入の言い方が導入されることになった。しかし全く内実の伴わない「横文字を縦にする」かのような輸入ものの表現であった。そのため、何が「リベラル」なのかは、全く不問にされた。現状は、ただかつての「保守vs革新」が、「保守vsリベラル」と呼び換えられただけの状況だ。

 そして氏の主張は日本においては「冷戦時代からの護憲派」勢力を「リベラル」と呼ぶようになったと説明している。この説明はとてもわかりやすい。だから本来的な意味で「リベラル」という言葉を使っている人と、今一部の人が使っている意味が違っているためにメチャクチャな解釈が行われ混乱しているように思われる。

 私にとっての「リベラル」とは左派勢力のことではなく、議論による政治を心がけることである。リベラル派とは、手続きを大切にして、議論を大切にする人たちのことである。「リベラル」の対極に安倍晋三や小池百合子のパフォーマンス政治家がいるのだ。目立ちたいだけの権力欲が強い政治家にとって「リベラル」は面倒くさい精力なので排除したい。彼らの本音はそこにあるのだろう。

 どの党にも「リベラル派」は必要なのだ。そうでなければ独裁国家になる。
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