また山形新幹線が止まった。昨日の昼から夜8時くらいまで止まってしまった。原因は車両のパンタグラフの破損などだということです。交通機関が安全のために運航に慎重になるのは当然である。問題はその回数が近年あまりに多いということである。こんなに頻繁に止まるというのは、それだけ日ごろの安全点検がおろそかになっているということの裏返しでもある。
ちょうどこの日、 山形県は、5月1日現在の人口推計で県内人口が100万人を割る見通しを明らかにした。最新の3月1日時点の人口は100万4507人で、5月までの2カ月間で5千人程度減少する見込みという。
山形県の人口は急速に減り、だから山形県がJR東日本に適当に見られてしまったという疑念が浮かんでしまう。もちろんJR東日本はそんなことを認めるはずはない。しかし、赤字路線を多く抱えているJR東日本とすれば、どこかで経費の削減をはからなければいけない。そのしわ寄せが赤字路線の多い山形県に来るというのは自然な成り行きのようにも思えてしまうのだ。現に米坂線はJR東日本は切り捨てようとしている対応を見せている。
こんな現状がこの国の政治家はまるで理解していない。地方創生と口では言うが、田舎暮らしの経験のない政治家にこういう苦しさと悔しさがわかるはずがないのだ。
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