夏休みの間だけの話だが、昼休みになぜかテレビを見る機会が増えた。『ひるおび』という番組がかかっている。この番組、なぜか天気の話ばかり永遠とやっている。天気の話なんて長い時間やっても視聴率があがるはずがないのに、と思っていたが、なぜか『ひるおび!』の視聴率はよいのだそうだ。
確かに天気は我々にとって大切な情報だ。しかしそれをあんなに毎日長い時間やっているというのはなんなのかわからない。インターネットで検索してみると、この番組は昔から天気ばかりだったそうだ。世の中の常識がわからなくなる。
そしてしばらくたつと韓国の話題にうつる。韓国がどうしたこうしたと、どちらかというと韓国をバカにしたような論調の内容だ。確かに韓国のここしばらくの日本に対する態度には許しがたいところもあるが、他国をこんなにばかにしたような論調の番組を作っていいのだろうかと感じてしまう。そして番組内にはそれに対して異論を言う人間もいない。平和に、和やかに、他国をバカにするのである。どっちもどっちである。
こういう能天気な人たちがテレビを作っている。インターネットテレビも普及し始めた現在、NHKもいらないが、民放ももはや使命を終わったと言ってもいい。