まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

先週の 「倫理学」 での講師の誤り

2013-06-28 09:39:10 | 教育のエチカ
先週、「倫理学」 の授業を公開し先生方に見てもらった上で検討会を行ったのですが、

いろいろとご指摘いただき私としてもたいへん参考になりました。

どうもありがとうございました。

いろいろな学びはこの場でまた共有していきたいと思っていますが、

私にとって一番衝撃的だったのは、講義内容の間違いを指摘されたことでした。

たしかずっと前に 「教員はウソを教えてはならない」 と論じたことがあるはずですが、

自分がやっちゃっていました。

授業公開していなかったらずっと気づかないままだったかもしれません。

本当に申しわけありません。

そして、教えてくださった新任のT先生、本当にありがとうございました



間違いというのは人名に関してです。

先週は 「脳死と臓器移植の歴史」 についてお話しし、1997年の臓器移植法施行まで説明しました。

その臓器移植法が成立するにあたって、中心人物として尽力していたのが、

自民党の中山太郎代議士 (当時) でした。

衆議院と参議院でいくつか法案が提出されたんですが、

いわゆる 「中山案」 というものの起草に携わったのがこの人です。

で、この人のことを伝えようと思って、私は 「水道橋博士に似てる人」 と説明したんですね。

中山太郎さんはこういう方↓です。



ね、なかなかいい比喩でしょ。

と思って本人はけっこう悦に入っていたんですが、

検討会で指摘されたのは、水道橋博士ってこの人↓ですよ、ということでした。



あれ?

似ても似つかないじゃないですか。

この人はこのあいだ橋下さんとやりあったあの人ですよね。

「たぶん小野原先生が言いたかったのは水道橋博士じゃなくてお茶の水博士じゃないですか?」

「あ、そうだそうだ、お茶の水博士だ。

 あれ? ぼくお茶の水博士って言いませんでした?」

「水道橋博士って言ってましたよ。」

完全に私のミスです。

私が言いたかったのはこの人↓です。



たしかにお茶の水博士ですね。

こちらなら似てるでしょ。

たいへん申しわけありませんでした。

中山元代議士にも水道橋博士にもお茶の水博士にも失礼なことをしてしまいました。

そして、もちろん聴講してくれた学生や教職員の皆さまにも、

謹んで心よりお詫びし訂正させていただきたいと思います。

さて、これから 「倫理学」 の授業だ。

学生のみんなには直接、写真をお見せしてお詫びし訂正してまいります。


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