まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

得意技メニュー

2011-06-28 22:33:05 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日もまたぢゅんちゃん夫妻と飲んでしまいました。
どうもこのところ月曜日の夜に飲むというのが定着してしまっているようです。
わざとそうしているわけではないのですが、
週の頭に、てつがくカフェの相談をしようという話になり、
いつにしようかと考えているうちにじゃあ今日にするかということになってしまうのです。
今週はうちの妻が福島に来ていますので、
ぢゅんちゃん夫妻に久しぶりに会いたいと言っていたこともあり、
では小野原邸でディナーしながら打合せしようと、話が急に決まってしまったわけです。

料理上手な妻が家にいるので、メニューの決定から買い物、調理まで全部おんぶにだっこで、
私は助手に徹すればいいだろうと楽勝気分でいたのですが、
ディナーパーティの本日開催決定を伝えると、私は6時まで仕事があるから何もできないよ、
というまさかの返答が返ってきました。
あらかじめ予定は聞いていたはずなのですが、どうやら私が勘違いしていたようです。
一気に大パニックです。
私は自分の手料理でパーティを開催することもありますが、
そういうときはあらかじめ数冊のテキストとにらめっこしながら時間をかけてメニューを決め、
必要な買い出し品をすべてリストアップして買い物に行き、
テキストの指示を1個1個確かめながらのんびり料理していくのです。
(そして、けっきょく開始時間には間に合わなくなる。)
ところが今回はテキストなしにメニューを決め、買い物をしなくてはなりません。
しかも、買い物時間も含めて開始まで2時間しかないのです。

ヨークベニマルに向かいながら頭をフル回転させていました。
とにかく、何度か作ったことがあって、材料をすぐに思い出せそうな、
それでいてぢゅんちゃんたちにはまだ食べさせたことがないようなメニューで、
なおかつそんなに時間をかけずにできるものは何かと頭のなかで一所懸命検索していました。
幸いなことに今回は4人だけのディナーなので、
いつもの大皿料理とはちょっと違う感じでメニューを組み立てられそうです。
また、ワインもネット通販で赤、白、泡と大量に仕入れてありましたから、
飲み物の心配もいりません。
けっきょく以下のようなラインナップにしてみました。

1.一昨日の残り物の葉っぱ類にむきエビを追加して作るサラダ
2.いろいろ野菜の蒸し煮
3.厚揚げと豆苗の炒め物
4.フランスパンとオリーブオイル
5.さくらんぼとブルーベリー
6.鶏肉の白ワイン煮
7.イタリアン豆腐 (湯豆腐にオリーブオイルをかける)
8.ペンネ・ブルーチーズ (本当はゴルゴンゾーラがよかったけど売ってなかった)
9.アスパラ卵ぽん (炒めたアスパラの上に目玉焼きをぽんと載せる)

この中で2と6と8は材料が定かではないのですが、
何回も作ったことがあったり、最近作ったばかりだったりするので、
なんとかなるのではないかと考えました。
いちおうフィーリングで買い物をしてきて、
家に着いたら速攻でテキストを確認しましたが、
足りなかったのは2のために必要なじゃがいもだけでした。
ぢゅんちゃんのお腹を満足させるためには、じゃがいもがあったほうがベストでしたが、
まあなくてもなんとかなるでしょう。
他はすべて揃っていたので、このところアル中ハイマーで下げていた自己評価を、
だいぶ回復させることができました。

買い物から帰ってきたら残りは1時間強しかありませんでしたが、
1と4と5はすぐにできるはずですから、
時間がかかりそうな2と6の仕込みさえできればなんとかなりそうです。
2は、大鍋にキャベツを敷きズッキーニ、にんじん、ベーコン、たまねぎを重ね、
塩、コショウ、オレガノを振るということを3回繰り返します。
最後にコンソメスープを100ccふりかけて火にかけるだけです。
6は耐熱袋に鶏のもも肉と、白ワイン、オリーブオイル、水、塩、コショウを入れておきます。
ソースはオリーブオイルにタマネギのみじん切り、ニンニク、オリーブ、ケッパーを入れ、
火を通し、塩、コショウで味付けすれば出来上がりです。
ここまでやっておけば、あとはお客さんがいらしてから、
耐熱袋ごと沸騰したお湯に突っ込んで煮ていけばOKです。
おかげさまで今回はお客さんを迎える前にビールを飲んで一息つく余裕がありました。
3は仕事を終えた妻に任せればいいでしょう。
8はシメですから、宴たけなわのときに作り始めればオッケーで、
テキストで確認したところ特に下ごしらえとかも何も必要なさそうです。
7と9はみんなのお腹具合をみながら作ればいいやと思っていましたが、
ペンネを大量に茹でたおかげで、けっきょく作らずにすみました。

今回は急に1人でパーティ料理を作らなければならなくなりましたが、
なんとか無事にやり遂げることができました。
手軽にできてそこそこ美味しい料理をすぐに思いつくことができたのが勝因でしょう。
こういういざという時のために得意技メニューをもっておくことは大事ですね。
しかもこの私がじゃがいもを除いてすべての材料をテキストも見ずに思い出すことができたなんて!
やるじゃないか、まさおさま。
自己効力感が上がりまくって、けっきょく泡1本、赤3本空けてしまいました。
しかし、新たにねんざすることもなく、朝もスッキリ目覚めることができました。
うーん、幸せだあ

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2 コメント

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ごつそうさまですた (ぢゅん)
2011-06-29 20:44:40
あの見事なメニューをたった1時間でつくりあげたのは見事!
すごいぞ、まさおさま!
スンごくおいしかったです。
ごつそうさまですた。
特に鶏肉の白ワイン煮がGOO!
ブルーチーズのペンネもおいしゅうございました。
けっきょく、次回のてつがくカフェに関してはまったく打ち合わせをすることができませんでしたが…
ともかく3.11以後、怒りまくっている毎日ですが、久しぶりに腹の底から笑えるひと時でした。
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地産地消 (まさおさま)
2011-06-29 23:16:15
私のやっつけ料理を誉めてくれてありがとうございました。
鶏肉の白ワイン煮は、とにかく美味しい肉を買ってくることが大事なので、
福島県が誇る伊達鶏を入手できたことが成功の秘訣だったと言って間違いないでしょう。
野菜もそうですが、福島県産の地物をふんだんに使ってあったのですよ。
ちゃんと検査ずみの安全なものを選んであったのでご心配なく。
てつがくカフェの話し合いってしませんでしたっけ?
けっこういろいろ話し合ったような気もしているのですが…。
じゃあ何を決めたかと言われると返答に窮しますが、
アオウゼのフロアの真ん中にある円形ソファで、オープンスペースな感じでやってはどうか、
という話になったことはちゃんと覚えていますよ。
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