まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

父を超える (その2)

2010-06-13 15:24:57 | 教育のエチカ
この気色悪い話題を小分けにして延々引っ張り続けていますが、

最後にもう一度 「指鳴らし」 問題です。

父の教えを受け継いで、指を鳴らすことが第2の自然として身についてしまった私は、

いつもいつも、片方の手の付け根あたり (いわゆる掌底) で、

もう一方の手の指を押さえつけていたので (写真参照)、

指の第3関節 (指の付け根のところ) がとても柔らかくなりました。

そして、とうとうこんなに曲がるようになってしまったのです。

もうこんなにペチャンコです (小指側から見るとこんな感じ)。

私は身体が硬いので有名なのですが、父の教えに従って日々の鍛錬を欠かさなかったおかげで、

指の第3関節だけは中国雑技団並みに柔らかくなることができたのです。

これを私は、昔一時流行った 「クシャおじさん」 にちなんで、「クシャ手」 と呼んでいます。

さすがの父もこんなに柔らかくはなかったので、これは完全に父を超えたと言っていいでしょう。

「足指鳴らし」 といい、この 「クシャ手」 といい、

「青は藍より出でて藍より青し」 の典型例と言えるのではないでしょうか。

子どもたちというのは大人の予想をはるかに超えて学びを深め、成長を遂げていくものなのです。

大人の型を押しつけてしまうことなく、子どもの可能性を信じることが大事だと言えるでしょう。

(最後はこの気色悪い話題を強引に美しい話に仕立ててみました)