本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

君は必ず花咲く才能を持っているから大丈夫!

2020-04-29 21:15:52 | 2019年始動。革命のスタート。
早期の成功者より、遅咲きの成功者は最高の生き方を手に入れる

【学びたいこと】
心の余裕 何があっても生き残る

【概要】

結論:
遅咲き組みには時間をかけることでしか得れない強みがある。
なにはともあれ、知能と成功はまったく関係しないことがわかった106

・花を咲かせることに期限はない414

◉社会・文化の規範から離れ
自分たちの宿命づくりに着手する

・早咲き派の弊害
プロのように練習しろ、完璧を求めろ、10代から人生を選択をしろ、と若者に強要するおとなたちが、彼らの発達を妨げ、発見への道を鎖、彼らを脆弱な人間にしてしまっているのだ。57

アメリカでの10代の鬱、自殺の増加62

要因:
目標が内因性から外因性へシフトしたことが関係している。


②-a
★★★人生の秘訣はみずからを正しいライトの下に置くことだ。それはブロードウェイのスポットライトの人もいるだろう。デスクランプの明かりという人もいる。
愛する仕事を、大切な仕事にしてほしい。〜スーザン・ケイン 405


★★★退却はパワーなのだ。302
退却は忍耐の一形態とも言える。303
試しもーそして退却もーしないで、どうして自分の真の情熱がわかると言うのか?304
真の成功者は、現在の進路では最終目標に近づけないと悟ったときに方向転換する「賢い退却者」だ。301
なにかをやめるべきときは、どうしたら見きわめられるかのか?
「不得意なことは片っ端から辞めていく」〜スティーブン・レヴィット『ヤバい経済学』304

★★★自信喪失(self doubt)とは厳密にはどう言うことなのか?
疑念は、人類という種としての進化に欠かせないものなのだ。311
自信喪失は才能を開花させるための秘密兵器でもあるのだ。
成果に疑問を抱き、新たな戦略を試し、問題解決のためのさまざまな選択肢を考えられるようになるーどれも、好奇心や復活力といった遅咲き組の強みに関連する戦法だ。310
最初に理解しておくべき重要なポイントであるーどんな人でも自信喪失を経験する。318
健全な人間ならだれしも自信を失うものだ。319

人はだれでもまちがいを犯す。完璧な人間などいない。成功した遅咲きの人は、まちがいを犯しても自分を責めることなく、すぐに前進する業をきわめた人たちだ。348

・人はだれでも、それぞれの方法で花を開かせる機会を得るべきだ。189

・個人の潜在能力もしくは才能を正確に測定するテストを考案した者は、いまだかつていない。120

効率ではなく個性
根幹:今日の教育システムに柔軟性が欠けているのは、工場の管理法をベースにしているからだ。116

◉人間の潜在能力はすばらしく多岐にわたるという、普遍的で深遠な真実136
真の能力や得意とする独特な分野にライトが当てられていない。


◆遅咲き
★★★わたしたち遅咲き組には、ユニークな強みがあるのだ。190
他人には見えない才能に恵まれていることが多い。77
期待されているよりも遅く潜在能力を発揮する人のこと30
自分なりのテンポで潜在能力を発揮する人たち

②-c
◉遅咲き組の強み
1好奇心
好奇心がモチベーションを生む
遅咲き=成功より好きなことを重視する

2思いやりの力 他者に手を差し伸べる思いやりの能力204

3復活力

★★★復活力とは、人生に打ちのめされた人間を以前より強くして舞い戻らせる、言いようのない資質のこと 214

4年齢とともに手に入れる冷静さ217

5洞察力222

6人類が獲得した最高のもの「知恵」228
知恵:人生の苦境を乗り越えていくうちに、個人の特質とか経験が融合して複雑なパターンを形成するようになり、そこから知恵が発生する。230

★★★人は晩年にいたるまでクリエイティブで革新的でいられるすばらしい能力を備えている。185
人の創造的産出(クリエイティビティ)は歳と共に増加する。
いまでは55歳の人が科学分野に大きな革新をもたらす確率は、25歳の人と変わらない。182
右脳と左脳は「顕著性ネットワーク」でつながっており、左脳に貯蔵されたイメージとパターンを比較することで、右脳側の新しい知覚を評価できるようになるのだという。181

※逆に25歳までは脳が発達しきっていない、早咲き偏重の危険性

◆起業と年齢 ★★★
人が意を決してビジネスをはじめるきっかけ〜
起業する平均年齢は47歳だという。
典型的な若者向けの分野でも、起業する平均年齢は20代かと思いきや40歳なのである。素晴らしいことに25歳未満の起業家より、50歳以上の起業家の方が2倍も多いのだ。184


★★★0-0-0
遅咲きは欠陥ではない。26
かつて、いまほど早熟がもてはやされることはなかったのではないか。14
どこへ行った、遅咲きの者たちよ。7
わたしたち遅咲き組は、生まれつき好奇心と復活力が強い。人と異なる道を進むことも、慣習を打ち破ることも恐れない。角を曲がった先に、丘を越えた先になにが待っているのか、心から知りたいと思っている。377
そうした強みがあるからこそ、成功を後押ししてくれそうな人と場所を見つけるために、変わることができるのだー変わらずにいられない、とすら言える。378

—-
内気な若年時代を過ごし、遅いスタートを切り、旅路を急ぐことなく成功した者たちの物語こそ魅力的だと思うからだ。13
若くして業績を上げることが人生の成功と充足感に必要なステップだとされる根拠に疑問を投げかけてみようではないか。率直に言って、わたしにはそれを肯定する証拠が見つからない。むしろ、否定する証拠ばかりが目についてしまう。19

◆年齢と共に進化する脳の機能
人の脳は、神経回路とシナプスが爆発的な馬力を発揮していた若いころにはなかったパターン認識能力をつねに形成して入りことになる。人は歳を取るにつれ、新たな技能を発達させたり、もともとの技能に磨きをかけたりする。179

◆成功とは?
昔は、成功とは裕福になることや有名になることを意味していたわけではないし、できるだけ早くなにかを達成することを意味していたわけでもない。潜在能力をフルに発揮して生きる機会を得ることこそが、成功だった。個人として、ありのままの真価を認められることこそが、成功だった。142

ジョアンには、ひとつの強みがあった。それまでだれにも気づかれることのなかったユニークな才能だ。9

★★★1905年、ドイツ生まれのスイス特許庁の審査官ー6歳まで言葉を話さず、25歳の時点でも注意力散漫なために職場での昇進を繰り返し拒まれてきた遅咲き組ーが、仕事の時間外に、その後、世界を根底から変えることになる一連の論文を執筆した。
アルベルト・アインシュタインは、わたしたちの知る世界の基盤を変えたのである。91

★★★わたしは熱意が人に感染することに気づいたのだ。
リーダーにとっていちばん大切なのは、目立つことだと学んだ。まさか、と思った。それまで読んだ本のどこにも、そんなことは書いてなかったから。11

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