本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

生きること : その後@35

2006-03-06 00:00:00 | その後
生きて死ぬ智慧

小学館

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【解説】
仏教の中でも有名な経典の一つ般若心経をわかりやすく、胸にしんみりと伝わる形で解釈した本。

【インスピレーション】

僕は生きていく
数々の色に惑わされ、膨張させられ、
どうして世界の小鳥たちはこれほどまでに美しく、うららかなのだろうか・・・
小鳥たちはその柔らかく、甘い芳と共に、
僕をついばんでいく・・・
その美しき、小鳥の眼で、腕で、僕は快楽の奥へと溺れていく・・・
美しき色の小鳥たちよ
どうかそのまま魅惑の音色で僕を楽しませておくれ・・・
コメント (2)
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営業力劇的UP本!! :その後@34

2006-03-05 00:00:00 | その後
営業力〈SG〉検定

日本実業出版社

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またまた、元リクルートの高城幸司さんの本です。
ものすごく面白い本です。
面白いだけじゃなくて、おそらく、営業力が劇的にUPしそうな本です。
いろいろな、シチューションをケーススタディーで学んでいき、実践力を養成していく感じの内容。

自分では、気づかないであろう営業での盲点を的確に気づかせてくれます。
営業に携わる人は必読の本です。
それだけでなく、コミュニケーション能力全体の底上げにももってこいの本です。
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再会les retouvailles : その後@33

2006-03-04 00:00:00 | その後
Les Retrouvailles
Yann Tiersen
Labels/Virgin Music/Ici D`Ailleur

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ちょいワルのイタリアオヤジでも、ビジネスホリックなアングロサクソン親父でもなく、知的でエレガントで、どことなく不愛想でいて、アンニュイ、それでいて、スケベなところもある、日本人が思い浮かべるであろうフランス親父の世界が堪能できる一枚です。
ちなみに、このヤン・ティルセンはあのアメリの音楽を作った人でもあります。

このアルバムのタイトルが再会les retouvailles という言葉でもあるように、どことなく、寂しげなメロディーの奥に、前を向いて行こうというポジティブな感情も感じられる音楽です。
そこはかとなく、美しい音楽です。
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カバヤ : リクルートing。@20

2006-03-01 00:00:00 | その後
written@2006.3.20

今回は、1月25日付の日経新聞から、カバヤを取りあげたいと思う。
ちなみに、カバヤといえば、岡山本社の会社。
1月25日にこの記事を読んだときに、なんとなく、スクラップしたのを今日気づいて、なんか皮肉な気持ちになった。(ポジティブにいえば、運命を感じた)
記事によると、カバヤが、セガトイズと小さな女の子に大人気のゲームオシャレ魔女ラブandベリーをコンビニなどで販売するラムネ菓子にするということのようだ。

セガトイズは、玩具菓子の販売で、バンダイ、タカラ、トミーに出遅れていたのを、カバヤのコンビニでの販路に眼をつけ製造と、販売を協力する道を選んだとのことだ。

カバヤへのエントリーはカバヤをクリック!!
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門出の曲 : その後@32

2006-02-26 00:00:00 | その後
Startin’/Born To Be… (DVD付)
浜崎あゆみ, ayumi hamasaki, CMJK, Koji Morimoto, Kazuhiro Hara, TAKAHIRO MAEDA, Yuta Nakano
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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written at 2006.3.19

ぜひともこの時期に旅立つ新入社員の方に、新しい職場にて頑張ろうという方に、そして、新入生に聴いて欲しい音楽だ。

「答えなんてない そんなのどこにもない
 ただいまこの瞬間だけは二度と戻らない
 信じるって決めたんなら 理想と違う答えも
 受け止める事

 答えなんてない誰も教えてくれない
 もしどこかにあるとしたら 君はもう手にしている
 貫くって決めたんなら 思い切り胸張って
 顔を上げる事」

いちばんこの歌の中で胸に響く部分だ。
そういえば、4年前のこの時期も浜崎あゆみの音楽を聴いていた。
人生の節目でいつも力をもらっている気がする。
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喪失、復活 : その後@31

2006-02-25 00:00:00 | その後
()
Sigur Ros

Fat Cat

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【インスピレーション】

喪失
何も得ていない
僕は過去の経験から、何も得てはいない
かといって、悲しみに満たされているわけではない
何もない
誰一人としてそばにはいない
誰一人としてコミュニケーションが成り立っていない
どんなに悲しみに包まれたとしても、
ただ、こうしているだけで温かい
僕にどれだけの災難が降りかかろうとも、温かい
ただ、生きているというその事実だけで、温かい

孤独のどん底に負いやられ、胸をえぐられるような想いがするそのときでも、
他の人がすべて自分に無関係に通り過ぎるように感じるそのときでも、
ただ、生きているという事実だけで温かい・・・

そして、今日も僕はただ生きる
与えられているリミットに向かって・・・
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milky spot : その後@30

2006-02-24 00:00:00 | その後
COHIBAからのインスピレーション】

陽気なヤツはただで陽気なんじゃない
苦しみから、悲しみから逃れることのために陽気なんだ。
俺がラテンの国から来たとしても、
その陽気さは生来のものじゃない。
幸せに生きたい。
美しく生きたいそのスピリットがそうさせているんだ。
乗り越えろ!
おまえが虚空のダンディズムを目指すなら。

【このタバコ】

ようやくたどり着いた。
どことなく、ミルキーな味がし、
なまめかしい草っぽい味がする。
病み付きのキューバのシガー。
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瀬戸際 : その後@29

2006-02-23 00:00:00 | その後
Discovering the Waterfront
Silverstein
Victory

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【この音楽からのインスピレーション】

瀬戸際を生きる
水辺から一歩足を踏み出せばその先には崩壊が待ちうけている。
俺だって、懸命にもがいてるんだ。
なのに、どうして通じ合えない。
コミュニケーションが不足しているからだろ?
そんなことまったくわかっている。
でも、今はこの底なし沼のほとりで、しばらく脚を休ませておくれ。
もう少しすれば、また俺はひとりでに歩き出すから。
スポンジみたいになった頭を奮い立たせる媚薬を俺の頭脳におくれ。
それはなんだっていい。
ただ、君と俺の理想的だった関係ほどの媚薬はないはずだった。

--------

【この音楽の解説】

相変わらずに、そんな気持ちにさせてくれる激しくも美しい歌だ。
おそらくは、男のなかにある壊れ安い大切な人に対する破壊的な心情を、普段は、もしくは、ほとんどの「優秀な」男は、それに気づかない暴力的な感情をこれまで率直に歌い上げた歌手が他にいるだろうか?
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知的ビジネスホリックなオヤジ : その後@28

2006-02-22 00:00:00 | その後
GOETHE (ゲーテ) 04月号 [雑誌]

幻冬舎

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written@2006.3.10

前々から気になっていた雑誌だ。
GOETHE ゲーテという雑誌だ。明らかに、あのちょいワルオヤジで有名になったLEONを意識してはいるのだろうが、明らかにそれを越えるクオリティーだとは思う。
ファッション誌というよりは、ビジネスよりな気はする。
おそらく、ちゃらちゃらしたLEONオヤジに対抗すべき仕事に打ち込むGOETHEを理想とするような知的でかっこいい中年オヤジをターゲットにした雑誌だろう。
とてもいい内容なのだが、どちらかというと、20~30代をターゲットにしたほうが売れる雑誌な気がする。
少し背伸びをしたい20~30代の小僧にはたまらない雑誌だ。

今回の記事の中で特に胸に響いたのが、宮本輝が135ページからで、今回このブログの新しいタイトルにもした「狷(けん)」という言葉について紹介している記事だ。
ぜひ、読んでもらいたい雑誌だ。
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リクルートから学べること : その後@27

2006-02-21 00:00:00 | その後
リクルートで学んだ「この指とまれ」の起業術

日本経済新聞社

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written@2006.3.10

岡山に行くと、激しく悩んで結論を出して、ようやくリクルートという会社に就職するんだという実感が湧いてきた。
それまでは、愛媛配属にならなければ何とか内定を取り消そうというようにばかり考えていたからだ。
そんな中、ふと今日テレビを見ていると浜崎あゆみのStartinという曲が流れていた。
なんだか、元気付けられた。信じたことは、顔を上げて突き進もう・・・
みたいな元気な歌だった。
ようやく、正常なというか前を向いて歩ける自分に戻って今日この頃。

----------

さて、この本の内容をひとことでいうと、リクルートでの施策から学べる起業につながる仕事術とでもいえようか。
詳しくは本書を読んでもらうことにして、起業につながるリクルートでの仕事とは、
①新規事業の立ち上げが比較的容易に多く経験できること
②経営者に若くして多く直接会う機会が多いこと
などがあるようだ。
また、リクルートのビジネスモデルから学べることとしては、
<情報を価値に変える力>
<情報で人を動かす方法>
などのようである。
果たして、いまさら、リクルートのことに関するビジネスの本を買う人がそれほどいるのかというのは少々疑問な気はしないではないが、日経から出ている本ということからも、まだなんとか面白いということだろうから、ぜひ読んでみて欲しい。
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サービス、営業の考えかた。 : その後@26

2006-02-20 00:00:00 | その後
林文子 すべては「ありがとう」から始まる

日本経済新聞社

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ダイエーのCEOであり、以前からけっこう好きな林文子さんの本だ。
内容としては、営業や、サービス業にかかわる人にぜひ読んで欲しい内容だ。

まずは、彼女は仕事は「人を幸せにすること」というように捉えている。
また、営業という仕事に関して、「仕事を通じてお客様に喜んでいただく。お客様が喜ぶ姿を見て幸せを感じられる。こんなに手ごたえがあって素晴らしい仕事はない」というようにも述べている。
ここでは、彼女に人生については詳述はしないが、このように、その時におかれた状況を精一杯その意味を肯定的に捉え、自分と、お客様、そして仲間を幸せに導いていく彼女の姿勢には感心させられる。

また、彼女は、営業だけではなく、サービス業にしても、
「出会った人に最高にしておけば、自分を思い出してくれる」
というようにもいう。
一人一人の人に対して「生の自分をさらけ出す」こと、「顧客に喜んで欲しい、幸せになって欲しい」そういう気持ちで最善をつくすことが大切だということだ。

これから、営業、サービス業という仕事を就職活動で志望する人にはぜひ読んで欲しい本である。女性の方が読むと、きっとよいモデルとしても期待されるだろう。
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大学生の内に身につけておきたい力 : その後@25

2006-02-19 00:00:00 | その後
「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか―面白いように「やる気」が目覚める9つの方法

三笠書房

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written at 2006 3.3

この本での言いたいことをひとことでいうと、大学の内の本来やっておくべきことはこういうことですよということを教えているということ。
それは、ひとことでいうと、自分で問題を解決する力ということ。
より、具体的にいうと、卒業論文の制作過程に象徴されるように、
「自ら問題を見つけ出し、仮説を立て、実験し、研究し、答え」
を出していく力ということだ、これは「問題を解いていく力」というようにもいえる。

このような力が大切になるのは、就職し、社会人となった後にこのような力が必要になるからだ。「問題を解いていく力」というのを逆のベクトルから見ると、
就職活動において、
自分がなぜ就職をし、働くかということを考えて、それが仮説であったにしても、それを会社説明会、面接、選考会という中で検証を行っていき、確かなものにしていくというように言い換えることができるだろう。

この本でもう一ついっていることは、どうすればやる気を引き出すことができるかということ。
それは以下のような9つのことがキーになっているようだ。

1.今やっていることが、実社会とどうつながっているかを考える。
⇒大学の授業においては、教師が、難しいことを説明する際にどのようにその理論が実社会に訳だっているかと示すということであり、就職活動という文脈においては、なぜ、今自分が就職活動をしており、それがどのように、自分の将来につながっていくかということを考がえるということになる。

2.「受身」から「攻め」への方向転換をしよう。
⇒これは、上の大学生活の内にしておきたいことを参考にされたい。

3.「目標」を作ろう。

4.毎日新しいことを発見する習慣をつけよう。

5.他の人ではなく、自分自身に焦点を当ててみよう。

6.他人が矢っていないことを狙ってみよう。
⇒これは、自分の興味を掘り下げていくことでおのずとオンリーワンな価値が見えてくるということ。

7.常に、興味を持ち続けよう。
⇒人間は興味を持ち進化し続けることが本性である。

8.物事の本質を見るように心がけよう。

9.「やればできる。なんでもできる。不可能はない。だから決してあきらめない」
そう、ポジティブに捉えることで、自分を奮い立たせよう。
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営業からP/L : その後@24

2006-02-18 00:00:00 | その後
起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術

ぱる出版

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written at 2006.3.2

ようやくといっていいか、やった精神的に落ち着いてきた。2月17日にリクルートでの4月からの配属先が決まった。
岡山だ。
愛媛県の松山ではない。
愛する大切な人がいて、大学時代に大切なことをたくさん教えてくれて、何回か転校をしていてようやく自分が地元と感じられるような場所であった、松山でないということに最初はかなりショックだった・・・
18日から、28日まで返事を、最終的に岡山に行くかということの返事を待ってもらっていた。
辛かった。
離別、大学生活を始めた当初の離別による悲しみというものが思い出された。
大学当初の香川への思いと違い、よりそれが濃く深いものだけにショックだった。
結論を28日の朝にようやくだし、やっと精神的に安定が持てた。

---------

さてさて、近況報告を得たところで久しぶりにブックレビューを。
この本はまさに、リクルートの人々がどのような仕事術をすることで、企業化を輩出し続けるような文化を形づくっていけているかということを語ったもの。著者がリクルート出身の人ではないということもあり、類書に比べて多少迫力観には欠けるが、他の視点からの分析は面白い。

まずは、リクルートの営業は、実際は営業というより、「調査、ヒアリング、企画」といった色が濃いとのこと。
それは、まず業界の動向、問題点の把握、クライアントの事業内容の把握、企業自身の問題意識、ニーズの把握を行うこと。
これらのことにより、企業も求める人材の規定を行った上で営業がスタートすることではじまることにも象徴されている。

次に、リクルート特有の企業化輩出文化を形づくるリクルートの自営業力育成の施策として以下のようなことを著者は挙げている。

1.眼の前の小さな仕事でも自分で考えて行動する習慣を
2.相手から上手に情報を聞きだす能力
3.営業は物を売ることではない
→自分を売り込むことの活動すべて
4.営業では、顧客を調べつくせ
→顧客の問題意識を徹底的に聞く
 顧客の知らない問題を観察し考える
⇒自分がその会社の経営者ならどうするかという視点を持て
5.時代の中でなにが変化しているのかを常に観察し続けよ
6.プロッフィット&ロス(損益)に強くなれ
7.人と直接会うことで、情緒的な部分でもコミュニケーションスキルを磨け
8.「どうしたいか」を自分自身に問え
9.自分のために仕事をするという視点を持て
というようなことだ。
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針 : その後@23

2006-02-17 00:00:00 | その後
どうしてそんな注射針をそのやらかく若々しい肌に突刺す?
もう痣だらけで美しい紫陽花(あじさい)を思わせるような色を発するその肌に・・・
どうしてや若い痛みで本当の痛みを忘れようとする?
その自分という傷みに耐えるために自分から離れていく・・・
紫陽花は、世のさだめ
針で傷みを忘れるために、一時的な麻酔を施す
一時的な麻酔の効果が切れた後には
紫陽花はより美しい紫を鮮やかに飾る・・・
生の彩り・・・
病的な妖精たちは
いたいけな面影でその紫陽花に腰を下ろす・・・
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遠方 : その後@22

2006-02-16 00:00:00 | その後
僕が君のことを感じているとき
君が僕のことを感じていないとき
距離感は遠ざかり
温度は下がっていく

悔しくて歯を食いしばったとき
無力感に苛まれ涙を浮かべたとき
いいことばかりじゃないけど、
不思議と
涙はあたたい
人肌の温度を感じれないとき
人は涙で温かさを感じれるようにできているのかもしれない

どことなく冷たく、温かい
遠方の存在
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