本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

やっぱり弁護士さんはイケテル!?:松山情報発見庫#267

2005-08-31 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
今回とりあげる「ライブドア,西武だけじゃない 法廷戦争 企業の生死はここで決まる」日経ビジネス,2005.8.1では、「弁護士ってかっこいい!!」純粋にそう思ってしまう。
この特集の背景としては、これまでは、曖昧に解決されてきた企業間のトラブルの決着が裁判に持ち込まれるようになったということがある。

それに伴って、弁護士は企業経営の知識から、海外での最新の法律事情にまでこれまで以上に精通することが求められるようになってきた。
一番実務をこなし、決断力のある知識人!
そんな印象を受けた。
やはり、お高い給料の背景には、ものすごい勉強と自己研鑽があるのだ。

-------------------

もうひとつ今回の特集で面白かったのが、「人民元『切り上げ』後を読む」というもの。
人民元気利上げ後の製造業を中心とした日本企業の対応を追うといった感じのものだ。
その対応はいかの3つに大別されるようだ。
.今後の中国のリスクを考え、東南アジア,BRICSの他の国への進出を検討している。
例:船井電機
.中国が世界の工場と脚光を浴びる前から進出しており、あまり問題がない。
例:ユニクロ(ファーストリテイリング)
.あえて日本国内の製造に回帰した
例:キャノン
といったところだ。
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心理テスト、性格テストはウソばかり!?:松山情報発見庫#266

2005-08-30 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た

日経BP社

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この本の著者は、
「心理テストはあたらないといけない。あたらない心理テストは占いと同じである。また、当たってもバーナムのように誰にでも当てはまるテストは使い物にならない。つまり、テストは、ターゲットにしっかり当たること、そして外れたときは外れたとわかることが大事である。」(本文:210ページより)
という。
文中にあるバーナムとは心理テストの効果をあらわす用語で、誰もが当たっているという質問を聞くことで、結果として誰もが納得を出すという形のテストのことで、筆者も槍玉に挙げている。

村上氏は、この本で、
a.誰にでも当たる
例:
バーナム効果,血液人間学(いわゆる血液型で人の性格を類型化しようとするもの)
b.作成者の主観、恣意的な思い込みにより作られており当たらない
例:
内田クレペリン , YGテスト , ロールシャッハ法

というように分類することで性格診断テスト、心理テストのだまし、ウソを暴こうとしている。
はっきりいって日経BP我出しているとは思えないほど辛辣な内容だ。
人事関係の仕事をしていて、心理テスト、性格テストを取り扱う機会がある方、
学生で受ける機会がある方にはぜひ読んでみて欲しい本だ。


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大切にするということ:豆えっせい#12

2005-08-29 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
人は忙しくなってはいけない。
忙しいという漢字は「心」を「亡」くすと書く。
心を亡くし、本来大切にすべきこと。
重んじるべきことを軽んじてしまう。
それが一番あってはならないことだ。

いつも、一呼吸置いて、愛おしい大切な人を傷つけないように、
より深く、善き関係へと発展させることができるようにしたい。
いや、しなければならない。
自分を律するということを忘れずにいたいと思う今日この頃・・・
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打ち倒すものは強いが,起き上がるものはもっと強い。:松山情報発見庫#265

2005-08-28 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
タイトルの言葉は、資生堂学園 資生堂美容技術専門学校校長の永嶋久子氏の言葉だ。
彼女は、とらばーゆ2005.8.17-824合併号の「なぜ仕事するの?」でこの言葉を上げている。

彼女は、仕事は楽なものじゃないし、何度もつらいこともあったという。
それでも、頑張れてこれたのは、自分と一緒に働くメンバーが自分を頼ってくれたこと、若いときの仕事の意味を知る経験があったからだという。
これは、当時、ある高級デパートで美容アドバイザーとして化粧品の販売員をしていたとき、ある貧しそうな女性が口紅を欲しそうに見ていた。
永嶋氏は、手が空いたので「試しにつけてみますか?」と彼女にいう。
すると彼女は「今日はお金がないから」というが、
やさしくつけてあげると見違えるようにきれいになったという。
その時は、「必ず買いに来るから」といって店を出て行った彼女。
1ヶ月後、彼女は20香港ドルを握り締めてやってきたという。
そして、彼女は何度も、何度もお礼をいいながら去っていったという。

この経験から、永嶋氏は自分の仕事に誇りを持ち、
「私が思っている以上に自分の仕事には価値がある」と思い
仕事にこれまで以上に熱心に取り組めるようになったという。
この号のとらばーゆの特集は「30歳までにやっておきたいこと」という特集だった。
趣旨としては、20代のうちは自分が将来つきたいと思える分野を考えながら、そのスキルも身につけよう。そして30代からはそれを実践で使えるようにしようといったようなもの。
いつでも、自分にかされた仕事には全力で取り組みたいそう思ったとらばーゆだった。
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大切に生きる。:松山情報発見庫#264

2005-08-27 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
大切な人を大切にし
大切な自分を大切にし
ただそんなふうに生きる。
それはシンプルだが結構むずかしいことなのかもしれない。
いつも、やさしい心でいられればきっと大切なことを大切にして生きられそうだよね。
-今日の金言(作者不詳)

今日取り上げるのは、@コスメという化粧品の利用者の声を集めたサイトを手がけるアイスタイルという会社の取締役である山田メユミさんのこと。
日経新聞2005.8.22キャリアの軌跡にて彼女のことが特集されていた。
最初は、化粧品会社に勤めながら、趣味ということで、メールマガジンで化粧品利用者の声を集めたものを発行していたようだ。
それが、読者数の急増とともに、化粧品の開発にこの声が役立てるのではないかと想い、起業に踏み切ったという。

人生にはがむしゃらにならねばならない時期もある。
彼女は会社の立ち上げの2ヶ月を振り返り、たいへんだったという風に語る。
仕事は、「毎日を充実したものにすれば方向性が見えてくる」というソフトな考えの元にしているという。
僕も、好きなことは結構没頭してするほうだ。
道よ開けよ、と願いつつ日々をより充実させたい。
そう思った記事だった。
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「明確さは力である。」:松山情報発見庫#263

2005-08-26 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
巨富を築く13の条件

きこ書房

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この言葉自体は、ジェームス・スキナー氏の言葉だが、このナポレオン・ヒルの本は、いま巷にあふれる成功本、自己啓発本の原点ともいえる内容をぎゅぎゅっと凝縮した感じの内容だ。

成功するには、まず、明確な目標とそれを実現させるための明確な計画が必要。
それを自らパワフルに実現させるには、信念がその目標を実現するようにと潜在意識に語るまでに高め、知識、忍耐力、頭脳を獲得していくことが必要である。
こんな感じのことがこの本の要約といった感じだ。
とっても内容が濃い本なので、ぜひじっくり何度も何度も読み返して欲しい。

負けると思ったらあなたは負ける
負けてなるものかと思えば負けない
勝ちたいと思っても、「勝てないのではないか」と思ってしまったら、あなたは勝てない
負けるのではないか、と思ったらあなたはもう負けている
なぜならば、成功は人間の思考から始まるからだ
すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ
自信がなければあなたは負ける
上に登りつめるには高揚した精神が必要だ
何かに勝つためには自信が必要だ
人生の戦いに勝つのは、必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない
最終的に勝利を収めるのは“私はできる”と思っている人なのだ
(本書44ページより)

この『巨富を築く13の条件』では、どうすれば自分のやりたいことを実現させるまで、勝ち続けるかということを教えてくれる。
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無我夢中の加速成功!:松山情報発見庫#262

2005-08-25 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
今回は「GE世界最強の秘密 2ケタ成長を支える人と組織」(日経ビジネス,10057.25)を取り上げたいと思う。
GEはいまだに2ケタ成長を続け、更なる成長を求め続けている。
その奥にあるものは何か?
それを解明しようというのが今回の日経ビジネスの特集だ。
この特集から、2つの成長への原動力が見られる。

①利益へのあくなき追求
②これから成長するであろう分野を取り込んだ複合企業展開

①に関していえば、「GEは“成長の加速”を最重視します。私は過去にこだわらず今日どうあるべきかだけを考えています。」とGEの代表であるジェフ・R・イメルト氏が語ることにも現れている成長への貪欲な姿勢とそれに加えた緻密な成長戦略だろう。
②に関しては、映画でいえば版権、DVDといったソフト分野。金融で言えば、消費者金融や銀行といったように成長が見込める会社をどんどん取り込んでコングロマリット化していくということだ。

こういった成長への欲求は、GEの掲げるリーダーシップ像にも裏打ちされているようだ。
「特定の強い分野を持ちながら、周囲と連携して、会社の成長を促進する。」(43ページより)というのがGEの掲げるリーダー像だ。
世界の産業界をリードしたい。そんな想いがあることが圧倒的な成長意欲にもつながるのだろう。

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今回の日経ビジネスでもうひとつ面白かったのが、TSUTAYAを展開するカルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)の増田社長がどのようにTSUTAYAを再興させたのかという記事。
増田社長は再建に際し、すべてをお客様のためになるかという視点で無我夢中に考えたという。
彼は、「夢の中にいれば、我が無くなる。大きな夢を持っていればエゴなんて無くなるし、公私混同もしない。僕にはCCCを世界一の企画会社にするという大きな夢がある。」というふうにその無我夢中というキーワードについて語っている。
なんだか元気が出るじゃないか!

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エンプロイアビリティーが人生を変える。:松山情報発見庫#261

2005-08-24 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
ほほ~。
こんな会社があるんかいな!
環境に関する仕事につきたいそんな人の想いに答えるべく、環境に特化した人材紹介、派遣をしている会社があるというのだ。
最初は、その真新しさに目を引かれネットで検索してみた。

すると、びっくりした!
環境に関する仕事につきたい人。
つまりは、自分の好きなことで飯を食いたい人。
要するに、今の若者なのだ。
ということは、まさに、若者に、今働くということに不満を抱いている人を対象とした仕事をしている会社ということなのだ。
この会社の名前は、株式会社 グレイスという。

ホームページの中での「働き方を考えよう」というコーナーは秀逸だ。
こんなにハイレベルで、ハイクオリティーな就業観を説いたコンテンツがネットだけで終わってしまうのはもったいない気がした。
この「働き方を考えよう」というコーナーでは、
仕事にもともと優劣はないし、職種による差もない。
働く本人がその仕事への価値決定をなしているだけで、一方の人は同じ仕事を通してやりがいを感じることがあり、不平不満を感じる人もいる。
その差が出る原因が、エンプロイアビリティーの差によるという。

エンプロイアビリティーとは、雇用される能力ということ。
これを構成するものは、①スキル②職歴で、
①のスキルの中には、履歴書などに現れる「専門分野での能力、実績」といったものと「思考特性、行動特性」といったことが含まれる。
問題なのは、後者である。
この中には、仕事から喜びを得える能力、仕事・人生へのモチベーションといったことが含まれるのである。
つまりは、自分が仕事に価値を見出すことができるかといったことも、このエンプロイアビリティーのなかに含まれているのだ。
仕事の中に価値を見出すことができるには、社会的にその仕事が敬意を払われている必要がある。
そうすれば、自分からも、社会からも求められている仕事をしているということで仕事へのモチベーションもあがり、高いエンプロイアビリティーへとつながるわけだ。

このグレイスという会社では、
「環境」という「好きなこと」を通して納得いく仕事探しを支援すると言うことをしているわけだ。
名前は出さないが、就職活動のプロセスを商売にして学生に確かな価値判断をできなくさせてしまっているような人材関係の会社もある一方でこういった会社にはたいへん関心が持てる。
また、時間があるときにじっくりページを見て勉強したい。
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「象の通る道に入るな」:松山情報発見庫#260

2005-08-23 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
久しぶりにブログの更新をサボっていると、なぜかアクセス数がやたらと増えていた。
ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
きちんと宗田は生きておりました。
けっしてネタがないから書いていなかったわけではなく、少々精神的に余裕がなかったから書いてなかったのです。
その理由はまた後日のべるとして。

今日取り上げるのは、
「象の通る道に入るな」ということば。
「これは、自動車はデジタル家電向けのばねなど、高機能部品に使うステンレス薄鋼板」(日経新聞,20058.22)を作っている日本金属という会社の元社長の口癖であった言葉のようだ。
大企業と同じ道をまねするのではなく、大手の真似できない製品を作ることこそ、中小の生きる道だといった意味の言葉だ。

僕も自分が、けっして有能な人間だとは思わない。
実際、それほど有能ではないことは確かだろう。
でも、あふれる欲望と、負けん気だけは一流だと思う。
課題はスタミナとバランスを身につけること。
自分も、自分のできる道でビッグになってやりたいそんな想いにフィットする言葉だった。
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おすすめホームページ!ブログpart①:松山情報発見庫#259

2005-08-22 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
松山に星企画という会社があり、その会社が発行しているでんでけという大学生向けのフリーペーパーがある。
*星企画についての詳しい説明、出会ったきっかけは質問いただければお答えします(爆)@am3:15ということもあり眠いzzz・・・
その雑誌でまだ、よくわからないがお勧めホームページみたいな企画を執筆することになりそうな感じ。
今は、深夜だが、いままで書いていて記事がとりあえず完成したのでアップしておきます。
一様、本当にお勧めのページと言う気持ちで書きましたので、どうぞ。
↓↓↓
① DRIVE ! DRIVE !

自分ですすめるなという感じですが、自分のブログです。働くということ、学生を満喫する秘訣。なり上がりを目指すフツウの学生の奮闘気です!

② こたろう博物学研究所

「道後平野から望む山の楽しみ方30章」「約149万人の媛語読本」などを出版する松山在住の愛媛研究家。日ごろはサラリーマン。休みの日は研究家の多才さには感服だ。

③ 俺と100冊の成功本

成功本、自己啓発の本を100冊読んだらホントに成功できるの?そんなシンプルなコンセプトのブログ!わしも負けんぞな!

④ パソコンテレビGyao 

アイドル!音楽!韓流ドラマ!なんでもあります。ただでネットでテレビが見れる!どっかの会社がいってたことをいとも簡単にやっちゃうUSEN。さすが。

⑤ The Little Life くーまん

ちまたは、くまキャラブーム!?もしかしたら、くまブームの火付け役かもしれないくーまんの動向に今後も注目!? ちなみに僕の携帯で今日も踊ってます。

⑥ 野田社長の巨乳ビジネス論概論

けっしてHなサイトではありません!あの小池栄子を輩出したもとイエローキャブの社長野田社長のビジネス論・コミュニケーション論です。

⑦ 渋谷ではたらく社長のblog

似た名前の本も話題になりましたね。元気のいいIT社長であり、奥菜恵との結婚も話題になったサイバーエージェント藤田社長のブログです。 

⑧ Livedoor社長日記

政治の世界に出たり、テレビの世界をにぎわしたり、一見おぞましい感じのする彼ですが、凄腕であることに違いない。できる男の野望ここにあり! 

⑨ 1年間で2冊出版、現在3冊目を執筆中!普通の人が著者になった執筆生活日記

今年の4月には愛媛大学で「教わる技術」セミナーを開催してくれたネットベンチャー社長のブログ。現在3作目のITトレンドの本を執筆中!11月に再び松山にきてくれるかも!? 

⑩ オールアバウト

検索サイトで調べてもわからない!そんなときお勧めなサイト。各ジャンルの専門化がファッションから政治、ビジネスまで解説してくれる。

ps.
星企画さんから65~75文字でまとめてくれとの指示があったので、短めでわかりにくいかもしれませんが、どうぞご了承ください。
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勝負ではないキャリア。:松山情報発見庫#258

2005-08-21 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくった10人

経済界

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どれだけ待とうが、どれだけ逃げようが起こるべきことは必ず起こる。
ならば、最善の結果が残せるように美しく無様に懸命であろうではないか。
-今日の金言(作者不詳)

さてさて、今日取り上げる本は『偶キャリ-「偶然」からキャリアをつくった10人』,所由紀だ。
この本では「計画された偶然理論(Planned Happenstance)」という理論を裏付けるために本人もそれと意識していなかった「たまたま」「偶然」の出会い、出来事からキャリア形成を成功させた10名を追うことで、いわゆるキャリアブームで提唱されていると著者が捉える「キャリアデザイン」へ警鐘を鳴らす内容だ。
ここでいう、「キャリアデザイン」とは、「自己分析→スキルの棚卸し→ビジョンの設定→アクションプランの立案」といったひとつの型のことだ。

この本を読んで勘違いをし、「なんだ計画がなくても、夢がなくても『成功』できるんじゃん」と思ってしまうのはある意味、危ない気がする。
この本では何も無鉄砲に生きよといっているわけではなく、やりたいという気持ちを大切にする好奇心(①)を持ち、粘り強く(②)やり始めたことはやり遂げる。
そして、つらいときでも「仕事は本来楽しいものだ」という想いの下で柔軟な姿勢(③)をもって「なんとかなるだろう」という楽観的な(④)態度でやりきる!
そして今の現状に安住するだけではなくチャレンジ、リスクテイク(⑤)していくことを前提としたものだからだ。

つまり、この本で訴えようとしているのは「今を一生懸命楽しく生きることで、偶然のよき出会い、出来事を自分の見方にしよきキャリアを作る方法」がありますよということだ。
いずれにしても、人生そんなに楽じゃない。
さわやかに乗り切ろう!
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会社の金言@リクルート!:松山情報発見庫#257

2005-08-20 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
Follow Your Heart!というのは、リクルートの企業理念である。
日経新聞8月15日付の会社の金言という記事で特集されていた。
リクルートの名刺はいわれてみればそうなのだが、会社名ではなく、個人の名前が一番てっぺんに来ている。
本当にそんなにこれが珍しいのかということを確認するために、家にある300枚ほどのこれまでお会いした社会人の方々の名刺を見返してみる。

すると恐ろしいほどに、会社名が一番上に来ている。
一枚も、名前が会社名の上にきているものはなかった。
この名前が会社名の上にきているというのは、Follow Your Heart!(自分の意思に従って行動してください)という理念が現れたデザインなのだという。
「自立した一人のビジネスマンとして顧客にどのような価値を与えられるのかを考えさせる」といったデザイン側の意図があるようだ。

先の記事では、エンジャパンに知名度が抜かれたということを書いた。
しかし顧客満足度ではまだまだ先行しているようだ。
このピンチをどう切り抜けるのか!
一人ひとりの意思にかかっているということだろう!
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リクルートをぶっこわす!:松山情報発見庫#256

2005-08-19 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
小泉さんじゃありません。
エン・ジャパンです。
経常利益が今期求人サイトでの広告が好調で49パーセントも伸び、なな、なんと転職サイトの認知度ではリクルートのリクナビNEXTを抜いたというすんげえ会社なんだ!
ちっ!

エン・ジャパン社長の越智 通勝氏は以下のように新卒サイトの魅力を語っている。

昨年6月より事業統合した[en]学生の就職情報では、学生のイメージ先行、大企業偏重の就職活動に異を唱え、「仕事軸」で就職先を探すという新しい就活スタイルを提供しております。企業の人事部の方に原稿を書いてもらうのではなく、弊社が徹底取材し客観的かつ詳細な原稿を作成、個々の企業の魅力やそこで活躍する人達にスポットを当てています。学生が企業イメージを超えて自分が本当にやりたい仕事に出会えるサイトだと自負しております。
また、この会社はフリーターの数を減らし、責任感を持って働く人を増やすと言う目的の元、正社員登用制度のある求人情報だけを集めた本気のアルバイトといったサイトも作っている。

リクルートに比べ小回りの聞く企業規模ということもあり、社長の理念に共鳴した社員がもろがんばってりうということなのだろうか。
理念としてはとても共鳴するし、リクルートがリクナビ、リクナビNEXTで使用としていることとそんなに変わらない気がする。
大企業だからといって胡坐をかいてられない。
とうとうリクルートにもそんな時代が来た。
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偉大なる俗物!:松山情報発見庫#255

2005-08-18 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
本田宗一郎の哲学―人生は「得手に帆あげて」生きよ

PHP研究所

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「偉大なる俗物」といえば誰のことを想像するだろうか?
この『本田宗一郎の哲学』という本では、HONDAの創業者である本田宗一郎氏をこう呼んでいる。

本田氏はこの本の表紙でも、「人生は『得手に帆をあげて』生きよ」と述べているように自分の人生で得意なことをひたすらして生きてきた。会社の経営者でありながら、経営のコアな部分には携わらず相棒の藤沢武雄氏に任せ自分は大好きな技術開発に没頭。
そして、この本で「芸者と遊ぶために仕事をした」「遊郭は人間修行の道場」と本田氏の言葉があるように、本田氏はものすごく仕事もしたが、ものすごく女遊びも激しかったようである。

「偉大なる俗物」
なんだか、僕自身もこんな人間て言われたいとほのかに思ってしまうキャッチフレーズだ。
理由はあえて深くは触れない。

ps.
この本は僕の父が会社で買ったものをもらったものだ。
普通に読書をすると触れ合わないような本だけに面白い本だった。
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真実のことば!なんて!?:松山情報発見庫#254

2005-08-17 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
不殺生:ものをころさぬ
不倫盗(ふちゅうとう):ぬすみせぬ
不邪淫:ふぎをせぬ→姦淫を犯さないということ
不妄語:うそをいわぬ
不綺語(ふきご):たわむれいわぬ
不悪口(ふあっく):あくくののしらぬ
不兩舌(ふりょうぜつ):なかごとをいわぬ
不慳貪(ふけんどん):ものおしみせぬ
不瞋恚(ふしんに):はらたてぬ
不邪見:よこしまなこころおこさぬ

これは、『生きて死ぬ智慧』という本などでも多く最近取り上げられる般若心経の中の一節。
十善戒というものだ。
10個の善い戒めということだ。
僕が昔から好きな言葉だ。
般若心経が仏教のいくつかの宗派で唱えられ、こういって今リバイバルが起こっていることを感じると長い歴史の中で日本人の道徳観を形成する上で、また日本人の道徳観を考えるうえで般若心経は重要なものであるのかもしれない。

注目すべきは、それぞれが「不」、つまりは「してはならない」と否定的にとらえられておるということだ。
否定的にとらえられているということは、どうしても自然にしてしまうという裏腹な現実があるということだ。
真言宗という仏教の宗派では、この般若心経をメインの経典としているが、真言とは、真実の言葉ということ。
昔から、リアルな醜い欲望と戦ってきた人間。
仏教は、解脱することで欲なき世界をめざすというが、それだけ日本人は欲深かたということなのか?
今の自分のあまりに欲深い現実と照らし合わせると心が痛む。
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