本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

永久保存版!すごいコンビニ!!:松山情報発見庫#238

2005-07-31 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
7月27日付けの日経MJ(日経流通経済新聞)は、コンビニ!!
コンビニがこれまでの中食主流の存在から、店内調理で外食産業を脅かす存在になりつつあるということ。
情報サービスを充実させることで、社会のインフラ(必要不可欠な設備)としての機能を高めていることなどが取り上げられている。

さらに、うれしい情報が!!
この新聞を見かける機会に恵まれた方は、
まず、1面、そして4面を見てほしい。
意外な事に、コンビニ業界でサークルKサンクスの平均日販は業界(店舗数)2位、3位のローソン、ファミリーマートを抜いているということ。
4面では、エリアフランチャイズに関する記事がある。
そこに、あのサークルケイ四国の名前があり、囲み記事で、あのK’sカフェのことも含めて特集されているのです。
エリアフランチャイズ上位10社の中で売り上げ、店舗数とも前年に比べて最も高いのがサークルケイ四国ということだ!!
さすが、という感じだ。
1面で取り上げられている、その場で調理ということもさることながら、カフェを意識したハイクオリティーな商品が受けて入るようだ。とまで書かれている。

就職活動を通じて、直感でスゴイなこの会社と思った会社がやはりすごいというのは嬉しいもんだ。
それにしても、気のせいかも知れないが、最近、愛媛、松山に関する記事が多いような気がする。
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トップセールスマンとABCD♪:松山情報発見庫#237

2005-07-30 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『初対面の1分間で相手をその気にさせる技術』,朝倉千恵子

正直な話しが、リクルート(中四国リクルート企画)の内定者アルバイトで営業同行をするなかでこういった営業の基本は身につくようにはなる。(ちなみに、夏の大学での集中講義やら、卒業論文やらで、いったん内定者アルバイトは中断です。さびしい!!)
しかし、先輩から教えていただくことをさらに洗練させ、自分なりのスタイルを確立させていくことは重要ということで。

この本では、実例も交えながら、どうすれば、営業が成功するのかということを教えてくれる。
著者は、まず飛び込み営業のポイントについて教えてくれる。
飛び込み営業の第一の目標は、いきなり契約を取ることではなく、まずは情報収集をすること。
情報収集をする上で大切になるのが、
①交渉すべき担当部署
②担当者の名前
③担当者の役職
④担当者の直通電話
という情報を受付なり、その時にあった方から聴きだすようにするということ。

この飛び込み営業で、クライアントの方とお話をする時のポイントとしては、
「私は御社にとって新しく役に立つ情報を持っている人物です」
というようにセルフイメージを高く持ち、重要人物であるということを感じさせる当に振舞うということ。

著者は、挨拶、受け答え、姿勢、名刺交換、お辞儀のことを例に挙げ、
こういった
「(A)当たり前のことを(B)バカにしないで(C)ちゃんとやる。それが(D)デキル人である」という風に述べている。
まだ、実際の営業を自分が始めるのは、おそらく冬ぐらいからだろうが、今の内から、社会人としての基本をしっかり身につけていきたい。

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四国在住の人だけが家計がラクになる情報!発見!!:松山情報発見庫#236

2005-07-29 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
起愛塾で知り合うこととなった愛媛県は、愛南町に住むファイナンシャルプランナーである上田さんが以下のような携帯用のホームページを通して情報商材の販売も始めえられてようだ。
同塾にて、彼の壮大な想いを聞いているだけに、いよいよ本格的に歩みが進みだされたのだと頭が下がる想いでいっぱいだ。

なんせ、四国在住者限定とのことだから、これを見つけた人は何かのご縁ということで一度したの情報を読んであげていただければと思う。

--------------------------↓以下引用↓
告白!
<四国限定>

お金の専門家「ファイナンシャルプランナー」が実践する家計レベルアップ方法とは?

「このままの家計で本当に大丈夫かしら?」
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「これだけであなたの家計が劇的に変化する!家計改善レポート」

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です。
今すぐお申し込みください。

上田一生ってどんな人?と思った方はこちら。

--------------------------↑引用終了↑

ps.
ようやく、今日(7月27日)になって体調がほぼ回復しました。
就職活動を一月末に始めてから、ほぼまとまった休みなしが続いていたから、ある意味いい時間が過ごせた気がします。
宗田充電完了!ということで明日(7月28日)からは、よりパワフルに人生を楽しんでいきたいと思います。
どうぞ皆様よろしくお願いします。


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週刊仕事ズカン!②:松山情報発見庫#235

2005-07-28 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
とらばーゆ2005 7.27 no31
今回の号での特集は、「30歳からの転職のコツ」ということだが、他にも、就職活動で、仕事で行き詰ったという方にも参考にしてほしいし十分に活かせそうな内容の特集だ。
特集の始めに2名のキャリアカウンセリングの専門家が述べるには、転職をする際に考えておくべきことは、
まず、
自分の過去、現在、未来における課題を明確にし、①過去に得たもので維持すべきもの②現在において改善すべきもの③未来に向けて新たに付け加えるべきモノは何か?
ということを考えた上で、
自分が仕事を通じてどのようになりたいか、何を得たいかということを明確すべき事である。
という。
こういった機軸で物事を考えることで、無駄に悩んだりすることが減り、より明確に未来に向けて進んでいけるようになるというわけだ。

「なぜ仕事するの?」では、あの『世界の車窓から』の企画を手がけた野中真理子さんの言葉。
彼女が今の仕事につくきっかけは、
もともとは、人と接するのが苦手で、人と接するのが少なさそうというイメージのあった雑誌などの編集者を志望したが、なれずに同じマスコミ関係のADに。
すると、
「毎日やっているうちに、化学反応のように自分に変化がおき、人と接することがおもしろくなったんです。」という風に。
いろいろな人と会い、いろいろなことを教わるうちに、人とティとが相互に反応しあっていくということのおもしろさに目覚めたようだ。
彼女にとっての仕事というのは、
「世界や宇宙、自然と有機的につながっていることを実感」するという大きな意義があるようだ!
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週刊仕事ズカン!①:松山情報発見庫#234

2005-07-27 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
とらばーゆ 2005.7.20 no20
久しぶりにずばっと体調を崩し丸2日間、寝込んでしまった。
点滴までしてもらってしまった。病院にいくこと時代がかなり久しぶりの体験な気がする。
最近はそういえば、かなりエンジン全開できていたなあ。

さて、今回取り上げるのが、とらばーゆの前回の号だ。
(写真は最新号!)
この雑誌は、ただ眺めているだけでも十分元気にある雑誌だ。
人生を転職でより充実しだした人のエピソードがこんもり載っているし、
仕事というもののやりがいが熱く語られているからだ。
たとえば、以前は、フリーターとして親から仕送りをしてもらいながら暮らしていたが、今は、マンション販売会社の営業として、多い時では月収50万も稼いでしまっているという女性のことば。
「お客様からの質問に答えられるよう、年金・税金といったお金の勉強をし、日経新聞を読み、ニュースもチェックする生活に自分でも驚いている。」

また、あの『ベルサイユのバラ』の作者として有名な池田理代子さんの「なぜ仕事するの?」では、仕事と夢をうまく両立させ実現していくコツとして、
「仕事は自分の自由を手にするための最低限の義務。
 夢を持ち続けるコツは、焦らないこと。
 やりたいことなんて簡単にたどり着くものではないから、目の前の仕事に夢を見い出そうなんて思わないほうがいい。今の仕事に夢がなくても、夢を実現する日のためにとりえず稼がなければと考えたら、どんな仕事にも意味を感じ、前に進めるもの」

それから、ホンダプリモの求人広告の中で
「営業の方には・・・
 ショールームに来店されたお客様への車購入のアドバイスをお願いします。
 売るというより、一緒に車の話しを楽しむつもりで接していけば、信頼関係が育まれ自然に成果へと結びつくお仕事です。」

前へ進む力ここにありますという感じだ!
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列車の車輪をうまく転がす。:松山情報発見庫#233

2005-07-26 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『セルフアサーショントレーニング-疲れない人生を送るために』,管沼憲治
コミュニケーションというものを列車にたとえると、
言葉はいわば車輪のようなものだ。
車輪がなければ、列車は動かないが、実際動かす原動力となっているのは、エンジンであったり、石油、石炭、電気などの燃料であったりする。
また、車輪がただ回っているだけで、うまくレールの上に載っていないと脱線したりという風に、良い状態ではない。
有名なデータではあるが、コミュニケーションにおいて、相手との関係を構築する上で重要となる決定要因は、言語が占めるのは、わずか7パーセント!!
非言語的要素が、93パーセントをコミュニケーションの決定要因として占めているという。
その内訳は、55パーセントが表情、38パーセントが口調であるという。
表情口調というのは、自分が自分をどう捉えているかということから、その時の気分まで自分のうちなることから生じることだ。
つまり言葉は、それらを相手との間にあるレールをうまくまわすためにある重要ではあるが、付属品的な要素といえるのだ。

この本では、アサーティブな行動を取れるように自分を鍛えるということを目標としている。
アサーティブな行動というのは、「その時々に応じたベストな行動、発言をできる状態。自分を成長、変容させようと働き変えている状態。」ということで、コミュニケーションにおける一つの有力な手段だ。
攻撃的に相手を説き伏せて、行動を促すのでもなく、受動的に相手の意見を聞きいれて自分が行動を強いられるわけでもない。
それが、アサーティブなコミュニケーションというわけだ。
コミュニケーションをとることでお互いがWin-Winの関係になる。
これが、アサーティブコミュニケーションの目的なのだ。

社内研修で、学校の授業で、属する団体内の問題を解決するためにと実践として大活躍するタイプの本だ。
ぜひ、多くの方に実際に利用されて、よりよいコミュニケーションの構築に役立てていただければと思う。
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さくさくコロッケ。:松山情報発見庫#232

2005-07-25 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
松山にもあったんです!!
あのロックフィールドが営業する神戸コロッケの店舗が!
学生時代に一緒にチャットルーム(国際交流のイベント〉というのを企画していた友人が来春からこの企業に就職するということで知ったのだ。

早速、伊予鉄高島屋にあるお店に行って見ると、人が少ない時間にもかかわらず、結構な列ができてる。
さすが、冷凍コロッケが主流のお惣菜業界にこだわりのコロッケで革命を興したといわれている会社だけのことはある。
そう思い、びよ~ん チ~ズボ~ル と 世界一シンプルなポテトコロッケというコロッケを頼んでさっそく食べた。
うむ!!
こりゃうまい。
さくっとした衣に、上品な具。
こくのある奥にうまみが凝縮されている。
中食に特有な、買って食べる惨めさがなく、そのネーミング、味とともにワクワク感がある。
これをおかずに、お母さんがご飯を作ったと行っても十分いける!
しかも、値段も一個100円と超リーズナブル!

皆さんもどうぞ一度ご賞味あれ!
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作用・反作用-礼を尽くすということ。:松山情報発見庫#231

2005-07-24 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
ブログでは書くのが遅れていたが、先週から、サークルケイでアルバイトを始めた。
前々からコンビニではアルバイトをしてみたいと思っていたこと、サークルケイ四国に就職試験で内定したこと〈すでに内定辞退済み〉、リクルートでの営業活動において、販売・接客という職で培うであろう何かが役に立つのではないかと思ったことなどが、理由である。

コンビニに行く時、あなたはどういう心境で行くだろうか?
僕の場合はどちらかというとあまりよい気分の時には行かない気がする。
一人の時、何か足りないものが急遽出た時など・・・
やはり、僕がアルバイトをしている店舗に来られるお客様も楽しそうに来られない方も多い。
コンビニがある場所が、松山の飲み屋街の近くということもあり、怖そうな方も結構来られる。
無愛想に接すれば人は無愛想になる。
礼を尽くし、今日は内のお店に来て、お買い物をしてくださってありがとうございます。
そういう気持ちで、お客様に接すると、やはり怖そうなお客様でも笑顔をになってくださったり、ありがとうと言ってくださったりということもある。

親に、コンビニでアルバイトを始めたというと、
「昔から、将臣はもの売ったりするの好きやったもんなあ。」
という言葉が返ってきた。
そうなのだ、親が言うので思い出したのだが、高校の学園祭の時も、結構楽しんで商品を売っていた。
去年大学であったまなびピアの時も、ポストカードを売ったり、自分たちが用意したコーヒーを売ったりするのがイヤに楽しかった記憶もある。
いまさら、サークルケイにお鞍替えなんてことは考えていないが、人ということを考える上で接客は非常にためになる仕事だ。

相手が不機嫌だからといって、自分まで無愛想になると人間とは不条理なもので相手はより不機嫌になってしまう。
相手が不機嫌な時、上機嫌な時、笑顔と感謝の気持ちを忘れずに、少しでも、周りを幸せにできるお手伝いができればと思う。
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中国人になりつつある若者。:松山情報発見庫#230

2005-07-23 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「スト、賃上げ・・・人から始まる 中国 題調整 『世界の工場』に危険信号」 日経ビジネス2005.7.11
7月11日号の日経ビジネスは、中国について。
ということだが、特集の前に2個おもしろい記事があった。
まず一つ目は、トヨタの新しい社長である渡辺捷昭氏のインタビュー記事。
この記事で彼は、トヨタはまだ世界全体の自動車保有台数である8億5000万台の内の1000万台を獲得しているに過ぎない。
それに、今はプリウスという環境に配慮した自動車があるものの、たとえば、乗れば乗るだけ健康になる車であるとか、乗れば乗るほど環境にやさしい車などのようにまだまだ改善の余地は大いにある。
さすが、トヨタの社長という感じだ。
あくなき追求というか、常に上に、より良くという姿勢からは学ぶことが多いと思った。
記事の中で挙げられている「障子を開けてみよ、外は広いぞ」というトヨタグループの生みの親でもある豊田佐吉氏の言葉も感慨深い。

もう一つ特集以外でおもしろかった記事は、
ヤマト運輸の元代表小倉昌男氏追憶記事の中の小倉氏による言葉だ。
「人間として悔いのない人生を送るために、できることは毎日毎日を誠実に生きることだと思う。自分に誠実に、人に誠実に。」という言葉だ。
胸に刻んでおきたい言葉だ。

------------------

さあ、特集についてだ。
この特集では、デモが起こったり、ストが起こったり、賃上げ騒動が起こったりしている中国だが、どうすれば彼らをうまく雇用していけるかというポイントを整理している特集であるように感じた。
総じて感じたのが、中国人の扱い上の注意点(中国人自身が労働を通じて感じたいたいこと)として書かれていることが、不思議と今の日本の若者の労働に対する特徴と近いのではないかということだ。

ア.お金そのものというよりも、会社のビジョン、方向性に共感できるということ
イ.自分の働きが会社の発展と、社会への貢献へと寄与しているということを実感できるということ
ウ.仕事を成長でき、技術などが身につくということ
エ.公正な評価制度・人事制度があるということ

が今回の特集から見えるポイントだ。

日本の若者も個人主義、実力主義という風潮が強まりつつあるということなのだろうか。
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消費者のいる場所:松山情報発見庫#229

2005-07-22 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「買いたい心はそこにある 反古典の消費学 米ウォルグリーンに学べ」
この号の日経ビジネスでは、これから新しく訪れるであろう「階層消費」においてどうすれば、消費者の心をひきつけられるかということを特集している。

「階層消費」社会というのは、これまで戦後60年の「階段消費」社会いうことに対して使われている。「階段消費」というのは、昇給、年功序列をもとに、年齢が上がるにつれて給料が上がるので、それに応じて各年齢層に、マスアプローチすればモノが売れるという社会のことをさす。
対して、これから訪れるであろうとされている「階層消費社会」においては、年収、収入に格差があるため、それぞれマスにアプローチするというよりは、以下の3つの視点をもとにマーケティングを行うことが大切だという。

1.悦 富裕な群れを囲う
→「あなただけ」「高級感」「おもてなし」
ルイ・ヴィトン、レクサスのように、特定の富裕層に焦点を当てる。
2.惑 迷う群れの背中押す
→情報の氾濫で、消費者も、生産者も何をどう売れば、買えば良いのかが見えにくくなっている。
だからこそ、消費者を「マストバイ」「ズバリ!コレ!」セット販売などで買う気持ちを一押しすることが大切。
ex.アイポッド・シャッフル,「CanCanStle」など
3.惚 辺境に群れる同志
→今の消費者は、一人十色などといわれるように、商品に、サービスに深く惚れ込めば、価格に関係なく買ってくれる。だからこそ、まずは、作る側が惚れ込める商品作りを心がけよう。

この号の副題のアメリカのドラッグストア、ウォルグリーン成功の例の所で述べられているように、顧客のことをわかった気になるのが一番危ない。
素直に、自分たちが接するお客様に耳を傾け、生の声を聞こうとすることが一番求められているようだ。
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フリーター・ニートという現実:松山情報発見庫#228

2005-07-21 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『フリーター・ニートになる前に読む本-仕事が見つからない人、仕事が続かない人』,鳥居徹也
人は誰でも、プロとして生きていく。
そんなことを感じさせてくれる本だ。
サラリーマンはかっこ悪い?
脱サラはかっこいい?
昨日(7月16日)テレビで「脱サラで一念発起!夢の実現にひた走る第二の人生」見たいな番組を放送していた。
ふざけるなといいたかった。
裏を返せば、これから社会に出る若者にとって「社会に出るということは、夢を失うことですよ。つらいですよ。」といっているような番組に見えた。

みんながみんな独立、企業ということができるわけではない、というようなこと以前に、サラリーマンもプロだし、サラリーマンという生活にも夢はあって当然だ。という視点を社会は忘れてはいないか?
#227でも取り上げたが、まず、みんなに一番みじかな就業形態であるサラリーマンという形態にもっと夢を感じられるようになることから、ニート、フリーター問題の解決策は見えてくるように思われる。

さて、この本では、「フリーター、ニートって結局、損するからやめとこうよ!」「いい学校に言って、いいメンターに会えたほうがきっと人生幸せだよ。」というメッセージを伝えようとしている本だ。特におもしろかった「フリーターの落とし穴」「『会社さがし』7つの視点」というものを引用してみたい。

「フリーターの落とし穴」まとめ(27ページより 一部編集)
1.フリーターに年齢制限がある!
→フリーターは15歳から34歳まで!
2.フリーターと正社員で、生涯3億円もの収入格差ができる!
3.フリーターは健康保険に入っていないので、風をひくだけで1万円が飛ぶことも!
4.新卒時フリーターの54.8パーセントはずっとフリーター!
5.若い内に、頭脳労働をしていないと、一生、単純作業、肉体労働しかできない人間に!

「会社さがし」7つの視点 まとめ(63ページより 一部編集)
1.「就職」つまりは、やりたい仕事にこだわりすぎて、フリーターになってしまうよりも、まずは「就社」でもいいからきっちり働こう!
2.私たちの能力というものは表現の場を求めている。だから、いたずらに大企業を探すよりも、自分が活躍できる環境のある会社を探そう!
3.有名企業よりも、優良企業を探そう!
4.学校が斡旋してくれる企業も考えてみよう!
5.新人の内はよい上司に慕おう。
6.本当にやりたい仕事がわかった時のために、地道でもいいから、正社員という道を優先しよう!
7.私たちの人生は、最終的には、自己実現することを目標としている。とにかく、迷いながらでも動いて何かを具体的にし続けよう!

といった感じの本だ
高校生、大学生、の早いうちに読んで起きたいタイプの本だ。
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脱「目的なき上昇志向」:松山情報発見庫#227

2005-07-20 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『希望のニート』,二神能基
「ニートは働く意欲のない若者」というのは誤解である。
筆者の見解は一貫してこのようなものだ。

ニートが生まれる背景となる理由として、
a.若者が企業において取替え可能な消耗品としての性格を強めていること。
→昔は「新卒の学生を育てて年収1000万円にする仕組みみたいなものが会社にありました」(73ページより)といわれるように、新しく若者を育てるという視点が希薄化してきた。
b.「自分らしく働こう」「好きなことを仕事にしよう」とう圧迫が強い。
→まだ仕事をしていない若者に好きなこと、自分らしさはそう簡単にわかることではない。
c.厳しい就職状況
d.劣悪な労働環境
→低賃金、長時間労働
e.大きな会社、良い学校、良い成績というような目的なき上昇志向
→本来は、なぜそうあるべきかという「目的」があるべきなのにただ、目標として「よい」とされるものを追求していこうという姿勢ばかりが強くなってしまっている。
f.親が仕事について語れていない
g.親が過度に子供のことばかりを考えすぎてしまう。
→まずは、親自身が人生を楽しまなければ、子供も人生を楽しめなくなってしまう
h.物欲が極端に少ないの、働くこと自体にやりがい、楽しみがなければ続かない
i.多様な異なる世代間での交流が少なくなったため働くリアルといてのモデルに直接接する機会が少ない。

といったようなことが複合的に重なり合うことで、今のニート、フリーターなどの問題が生じていると著者は分析している。
これまで、多くの本で述べられてきた問題点を実際に彼らと接した経験からわかりやすく端的に述べている本だ。
ちなみに、著者は、松山ではそこそこ有名なあの寺子屋、二神塾と関係のある愛媛出身の方のようだ。

---------------
ちなみにこの本の題名は、
「ニートが定年者と語り合うことで、教えたいという高齢者の欲求の対象になる。
 また、高齢者の経験は若者である彼らにとって羨望の的であり、コミュニケーションの中から、定年者と自分たちの違い、同じ所を感じるところから希望を見出せれば」
「ニートという存在自体が、このように考えれば昨日のある存在じゃないか」
というような著者の願いが込められているようだ。
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売れるは、メイキングドラマ!:松山情報発見庫#226

2005-07-19 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
高知ならではの微妙な(?)ホームページを掲げる(申し訳ない)セブンデイズホテル
このホテルこそ、この『商売は心理学』(桑原聡子)という本の中で紹介されているホテルだ。
この本では、商売において必要とされるお客様に答えるべき心理として、
1.期待の心理
→買い物のプロセスで店・商品への期待を実現してあげる
2.悩みの心理
→お客様が困っている暮らしの問題を解決してあげる
3.迷いの心理
→売り場で決めかねているお客に、購買対象との接点を設けてあげる
4.隠された心理
→求めながらも表現できない心をお客に教えて、適切な商品を提示する
といったものが挙げられている。

このセブンデイズホテルというものもこれらの心理に答えた結果として大きな成果を挙げている例だといえるのだろう。
何もない、当たり障りのないビジネスホテル。
そんな概念を覆したという。
ビジネスホテルながら、自分の家にいるような感覚を実現するために最高にこだわったベッド。
地元の人気パン屋に発注したホテルオリジナルのパン。
かっこよさを重視したインテリア。
水には、高知の海洋深層水。
「リーズナブルだけれども、居心地がいい。何泊される方も気持ちのいいホテルを」というのがテーマのようだ。
高知に行った際には、ぜひ泊まって見たいものだ。

この本では、このホテルのように何かしら、伸びているというお店から、どうすれば儲かるのかということを『THE店長会議』の美人編集長が解説してくれる本だ。
ここに掲載している写真では、載っていないが、本の帯に掲載している桑原聡子さんの写真に弾かれて買ってしまった人も多いのでは?(僕だけ?!)
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五感で売る技術。:松山情報発見庫#225

2005-07-18 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『気絶するほど儲かる絶対法則-「売れるしかけ」と「勝てるしくみ」の作り方』,石原明
ディズニーランドのリピーター率はなんと8割にもいたるという。
そのディズニーランドのコンセプトは「五感を休ませない」ということだそうだ。
ディズニーランドという名前自体、そのイメージだけではなく、CMからの音、イメージ。
実際に訪れて感じる音、におい、イメージ、振動、味・・・
五感を総動員してお客様の記憶に残す。
だから、それほどに高いリピーター率につながるのだろう。

どんな商売でも、まず、見込み客をできるだけ多く集めるところから始まる。
そして集まったお客様に「よく見える」、言い換えれば、商品を良く見せ、買いたい気にさせる。
見込み客を作る前の段階で考えれるのが、そのお客様に何らかの形でアプローチを続ける。
これは商品の形態によりその形式は異なるだろうが、情報を与え続けコップに水があふれるかのごとく買いたいという気持ちを与え続けていく。
著者いわく、できる営業マンというのは、お客様と会っていない間に、どうすればお客様に喜んでもらえ、自分たちの商品に興味を持ってもらえるかということを考え情報収集をできるかということにかかっているという。

実際、そういったアプローチにより、お客様が商品を買って下さったら、次はファンへと仕立て上げていく。何らかの形でお誕生日キャンペーン、アンケートなどによりお客様との関係をつなげていけるような工夫をしていく。といった感じに。

たとえば、この本で相手あることをサークルケイ四国のK’sカフェということを例にとって考えると、
1.K'Sカフェのコンセプトポスターを店内に、トイレにもっと貼る。
2.ホットドッグの中のウィンナーの試食をして見る。
3.松山の姉妹都市のサクラメント(?)から誰か来た時に(たとえば市長)、本場アメリカの味!とかコメントをもらい、ラジオ、CMとかで流す。
4.「がんばっていきまっしょい」とかのドラマにただで差し出す。
5.テレビのCMをレジ横の液晶で流す。
などが考えられる。

この本は、いろんな儲かりそうなアイデアがブレインストーミングできます!!

-----------

次の#226との橋渡しにもなりそうな「営業トーク」について。
営業トークの基本は、
この本でも言っているように、「この商品を買うことで、自分にどんな他らしい物語が始まるのか」(19ページより)ということをお客様の頭の中にありありとイメージを描くお手伝いをすることだろう。

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ハタラクリアル:松山情報発見庫#224

2005-07-17 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
とらばーゆ 2005.7.13
先週号のとらばーゆもまたまたおもしろい。
趣味で女性用の求人情報誌を読んでしまう自分て・・・

今回の最初の編集記事は、「“やりたい仕事”って、どうすれば見つかる?」というもの。
実際にコレだ!と思える仕事に出会った6名の女性の話しを掲載している。
印象的だったのが、まず現在は美容師として活躍している女性の
「くじけそうなときは、どうして美容師を目指したのかを思い出すんです。すると、これぐらいであきらめられないって、逆に元気が出てきますね。」
という言葉。
派遣スタッフで登録者へのアドバイザーを行っている女性の
「どんな仕事だってやってみないとわからないですから・・・。だから、頭の中だけで考えずに、チャンスがあればいろんなことに挑戦しました。」
インテリアデザイナーの女性の
「目の前のことを一生懸命やっていけば、いつかきっと認められるだろうって。自分を信じることで、続けてこられた感じですね。」
という言葉。
他の女性も含め、今回の特集からえら得る「やりたい仕事の見つけ方」のポイントは、
「今までしたかったこと、今したいことに素直になろう」
「選んだこと、目の前になることには全力で取り込もう」
というようなことだろう。

それと、毎回連来されている「なぜ仕事するの?」もおもしろい。
今回は、牧瀬里穂、川原亜矢子を抱えるBLOOMING AGENCY代表の牧山真智子さん。
彼女は働く理由として、
「強い個性を持ったタレントたちをまとめるのは一筋縄ではいきませんが、一人ひとりがかわいくてたまらないし、彼女たちがたくさんの人に認められ、輝いていく姿を見るのが、何よりの喜び。そこに、私自身が生きていくことの意味をリアルに感じられるから、時には悩みながらも、仕事を続けているんでしょうね。」
こうやって、今を輝く人が働く理由というものを毎回リアルに感じられるというのは本当に有意義だ。

今回は最後のページの「運命のツボ」という占いコーナーもおもしろい。
「やったように帰ってくる
 それは 運命の いちばん
 基本的な きまりごと
 あなたが 幸せを 望むなら、
 どうすればいいのかな?
 
 たやすいことだ
 
 あなたの接する人を みんな
 幸せにすればいいのだ
 あなたが 人を幸せにした分だけ
 どこかから 必ず その気が
 あなたに 帰ってくるのだから
 あなたは それを 知って
 この世に生まれてきたのに
 なぜ 忘れたふりをしているの?」
と。
心にしみる言葉だ。

*この雑誌に興味のある方はお問い合わせいただければ、この号をお送りいたします。
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