これ反則。

	余命10年 (文芸社文庫NEO)
	クリエーター情報なし
	文芸社

★ あと１０年しか生きられないとしたら、あなたは何をしますか？９
★ 生きてあげたい。けれど死を捨てることもできない。死は全てを終わりにしてくれる唯一の術だから。８５
★ ★★★結婚しよ。３年でいい。茉莉の最後の時間を俺にくれないか？３年間、大切にする。君のことだけ考えて生きる。だから俺と結婚しよう。３０６
★ ★★わたしの願いに「二人」はない。
どうか和人が幸せでありますように。七夕の朝、商店街にあった笹に短冊を結んだ。
それがわたしのたったひとつの願い。
祈ることしかできないわたしの、願い。２７１
★ ★★★★将来を夢見る力を捨てた。仕事への憧れを捨てた。人と同じ生き方を捨てた。子どもを作る希望を捨てた。結婚を捨てた。恋を捨てた。友人を捨てた。愛する人は捨てた。残ったのは家族だけだ。それだけは捨てられない。３３５
★ ★後悔ではないけれど正解でもない。でも人生は、そういう選択と答えの積み重ねでできていく。３４５
★ 過去は変えられない。でも未来さえ変えられない。
死ぬことは怖い。
でも生きることも怖い。
人生を選ぶことも出来ない。８７
★ わたしにとって、ありがとう、ごめんね、好きですっていいたい人は誰だろう。９１
★ どちらが幸せなのだろう。死を知っている人間と、死を知らない人間と。時は同じように流れているはずなのに。１３２

茉莉：２０代／余命１０年
２年間の退院をへて／沙苗とコスプレの世界へ
人生で、自分を変えるほどの、世界がまぶしく思えるほどの何かとは、何だったのか？３９
⇒再度ペンを握りだした。４２
⇒受け入れられた感覚４５
ただ、デビューを夢見るもうまくいかず。５７

◇和人：小学時代の同級生
⇒茉莉に初恋した人。小学生の頃茉莉がボタンを縫ってあげた。１４０
⇒★★一緒に小学校を見に行ったときに、痙攣して倒れてしまう。

「おなかすかない？ごはん、一緒に食べよう」１５１
タケル：初恋の人

茶道の家系で神童といわれるがパニック障害を煩う。
★ ★和人とのデートで水着を見る。
でも手術の後を思い出し、思わず逃げ出してしまう。

誕生日デートの帰り駅で倒れてしまう。
⇒
★父から秘密を聞かされる。

★ ★★楽しんだ者勝ちの人生のはずなのに、カズくんといると楽しい後は必ずつらい。楽しい分だけつらい。
つらいのに、もう会いたい。
恋愛感情なんて、一番最初に殺したはずだったのに。
どうかわたしに、死にたくないと思わせないで、１８７
（切なすぎる）

和人から嫌われるため、言いたいことを全て言う。
連絡が来なくなる。


和人との仲直り。

★ ★★初めて命が恋しいと思えた。２３２
★ ★★あらがってもあらがっても抜け出せない。和人を想う気持は、体内に根付いて、どう足掻いても抵抗できないほどに育ってしまった。好きだった、彼が。どうしようもないほどに。諦めることを諦めてしまうほどに。２４５

美弥：学生時代の友人から紹介した人がいると
安藤さん：茉莉と同じく心臓に病気の生まれつきある男性
２５才／あと５年のとき。

★恋なんかしない。幸せを望んだら今の自分が不幸みたいじゃないか。６５

★ 楽しいってこういうこと。したいことしている感覚。誰にも流されない感触。
単純で笑っちゃう。でも笑うことって大事。笑える事って必須。楽しいって人生の基盤。
人生楽しんだもん勝ちだもの。４１

礼子：
茉莉ちゃんは人生に後悔はない？４
先に旅立った人
茉莉と同じ病気

姉：桔梗
鈴丘：桔梗のフィアンセ

沙苗：茉莉の友だち／アキバが好きでマンガを書いている／。
沙苗とのアキバ＿コスプレの出会い

月野：出版社の人

「ああん、ちょっとマジで生きてる」２９