団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

後ろから来た女性が「傘に入りませんか?」と言われたので、遠慮なく入れて貰いました。

2024-08-28 00:54:54 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に、16歳の女子高校生が「傘の気遣い 見習いたい」というタイトルで、投稿されていました。

 友人と花火大会に行きました。

 雨が降ったりやんだりのあいにくの天候でしたが、夜空を焦がす綺麗な花火を堪能できました。

 花火が終わると雨は強くなりました。

 見物客はわれ先にと帰途に就き、駅周辺は大混雑しました。

 傘を持っていても差すことができないような状況でした。

 私は友人ともども雨に打たれながら駅に向かいました。

 そのときです。

 私たちの前にいて、傘をかろうじて差すことができた女性が突然振り返って私たちにこう言ったのです。

 「少しの間だけど、傘に一緒に入らない?」って。

 私は驚きました。

 でもすぐに、うれしくなって女性の傘に入りました。

 困っていそうな人に声をかけて行動できるなんてすごい。

 あの女性の気遣いと思いやりに感激しました。

 私も、あの女性を見習いたいと思っています。

 以上です。

 思い起こせば、昔傘に入れて頂いた事があります。

 大学時代、バイト帰りに駅から出ると雨が降っていました。

 アパートまで歩いて15分ぐらいなので、雨に濡れながら歩いていました。

 後ろから来た女性が「傘に入りませんか?」と言われたので、遠慮なく入れて貰いました。

 アパートの近くまで傘に入れて貰い「ありがとうございます」と言って別れました。

 深夜12時近くだったので、真っ暗で女性の顔はわかりませんでした。

 結婚後、雨の中を駅から団地に向かっていると、同じぐらいの年齢の男性が「傘に入りませんか」と言われたので、お言葉に甘えて傘に入れて頂きました。

 男性のご自宅まで来ましたので、お礼を言って別れました。

 この方は、以前私と同じ団地に住んでいらした方でした。

 お陰様で団地まであと5分でしたので、たいして濡れずに済みました。

 後年、この方のご子息が、こちらでは一番の国立大学に入学された事を聞きました。

 お父様が親切な方でしたので、このようなご家庭からは優秀なご子息が生まれるんだと思いました。




秋でもないのに 本田路津子
コメント (4)
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