団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

戦争では人間の命は、ゴミのように軽いんですね。苦笑

2024-08-11 01:15:15 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「8月は」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれています。

 8月は、日本人にとって戦争の悲惨さと愚かさに、静かに思いをいたす特別な月だ。

 いわば”反戦月”というべきだろう。

 先の戦争の体験者が次第に減り、戦争を知らない人たちの世の中になった。

 これはとてもいいことではないかと、おじさんは思っている。

 戦死者がゼロというのは誇るべきことだろう。

 実際に戦争を知らなくとも、先の戦争の教訓はずっと生きている。

 日本人の骨身にしみている(と信じたい)。

 だからロシアのウクライナへの侵略も、イスラエルによるガザ侵攻も、ミャンマーの軍事政権の独裁も、日本人みんなが反対している(と信じたい)。

 戦争は、ジジイとかオヤジの年齢の男たちが画策しておっ始めるのが通例だ。

 そして駆り出され、文字通りイノチを的に戦わされるのは青年たちだ。

 青年たちはいやでも応でも戦場に出て殺し合ったり、無辜(むこ)の民を殺したりしなければならなくなる。

 ジジイやオヤジは安全な所で軍備増強をあおり、「国の為に戦え」と戦争をあおるだけ。

 青年が戦うべき相手はジジイと オヤジなのだ。

 こんなこと、賢明な日本の青年たちはもうとっくにわかっているに違いない(と信じたい)。

 以上です。


 元日テレのアナウンサー桜井よしこが、『あなたは祖国のために戦えますか』投稿が物議 「自分は戦場に行く気もない人間が…」批判の声も。
 この投稿には「自分は戦場に行く気もない人間がこういうことを言うんだよね」「老人が若者を煽ってはいけません」「祖国のためではなく、権力者のために血を流すことに若者も年寄りもNOと言っているのです」などと批判的なコメントが目立ったようです。

 今の若者は、良く分かっていますね。笑い

 岸田首相も権力を保持したい為、保守派を重視しています。

 首相を続ける為なら、戦争もいとわないようです。

 昔「西部戦線異常なし」という映画を見ました。

 一人の若者が、町の校長など有力者に煽られてやむなく戦地に赴くのです。

 そこで1匹の蝶々に見とれていて、銃弾に当たり亡くなってしまいます。

 本部には「西部戦線異常なし」と報告されます。

 戦争では人間の命は、ゴミのように軽いんですね。苦笑




霧のかなたに 黛ジュン
コメント (2)
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