中日新聞の昨日の朝刊に「河村市長給与減案 否決」、「名古屋市議会委、金メダル問題」というタイトルの記事が載っていました。
名古屋市の河村たかし市長が金メダルをかんだ問題で、市議会総務環境委員会は八日、市長給与を三ヶ月間減額する条例案を反対多数で否決した。
十二日の九月定例会本会議でも否決される見通し。
条例案は、処分として市長自身の給与を三ヶ月分、計百五十万返上する内容。
付託を受けた総務環境委が審議していた。
この日の委員会では市長率いる減税日本ナゴヤを除く各会派が反対。
「行政の長としての責任と、政治的な責任の両面がある中、条例という措置で議会が判断することが困難であるという意見がある」といった声が上がった。
河村市長は否決後の報道陣の取材に「大変、残念ですわね。
議会のご意志ですから」と述べた。
以上です。
笑ってしまいました。
>この日の委員会では市長率いる減税日本ナゴヤを除く各会派が反対。
「行政の長としての責任と、政治的な責任の両面がある中、条例という措置で議会が判断することが困難であるという意見がある」といった声が上がった。
総務環境委の市議会委員は尤もらしい事を言っていますが、河村市長の給与をこれ以上減らすことをマズイと思ったのでは。
減らすと、次は我が身に降りかかる事を懸念したように思います。
何しろ河村市長は、給与50万円。
名古屋市市議会議長は何と1,225千円。
副議長は1、078千円
一般の議員は990千円。
一般の議員でも河村市長の2倍近く給与を貰っています。
河村市長の給与の返上を認めたら、自分たちの貰いすぎが非難を受けるかも知れない。
それを恐れたのではないかと、私は勘ぐってしまいました。
デンマークでは、地方議員は無給のボランティアだそうだ。
そんな国もあれば、日本の市議会議員のように高給取りもいる。
どちらにしても、日本の国会議員、地方議員は給与の貰い過ぎのように思います。
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