中日新聞に中日新聞を読んでというコーナーで「自由に生きる選択」というタイトルで、江口 忍さん(大学教授)が投稿されていました。
「思い通り自由に生きていきたい」。
きっと多くの人がこのように思っているだろう。
しかし現実はそうはいかない。
親の職業や経済力、住む場所、考え方、容姿など、子どもの人生は親に大きく影響される。
先月三十日付朝刊特方面「『親ガチャ』広まる背景は」は、最近広がる「親ガチャ」という言葉を取り上げた。
親ガチャとは子どもは親を選べず、親の経済力や教育環境など人生のかなりの部分はどの親の下に生まれたかという「運」で決まってしまう状況を指す。
記事では「五体不満足」の著書で先天性の四肢欠損ながら多方面に活動する乙武洋匡氏の「人生のスタートラインから環境を変える努力もできない人がいる。ガチャに外れた人でも豊かな人生を送れるように、ハンディを埋める責任は社会の側にある。
コストをかけて解決していくべきだ」という意見を紹介。
乙武氏は「個人の努力に任せるのは間違いだ」と訴える。
今月二十六日に、秋篠宮家長女の眞子さまがご結婚され、それに伴い皇籍を離脱する。
今回の結婚についてはさまざまな報道があった。
皇族でなければ結婚相手についてここまでメディアにさらされることはなかっただろう。
親の反対を押し切って結婚することは世の中にはいくらでもある。
皇族であることは「究極の親ガチャ」だ。
皇族として生まれると、皇籍がある間は経済的に困窮することがない代わりに、住む場所、職業、発言や行動など多くのことが自由でなくなる。
恋愛や結婚もそうだ。
皇族の人権については、皇族とはそういうものだと今まではほとんど議論されてこなかった。
皇族に生まれたことをガチャに例えるのは適切でないかもしれないが、乙武氏のいうように「ハンディを埋める責任」は社会の側にあるのではないか。
眞子さまは、自由に生きることを選んだ。
自由に生きるとは、自分で考え、自分で選び、その結果を自分自身が引き受けることで実現する。
これからは一人の人として自由に生き、そして幸せになっていただきたい。
心からそう願っている。
以上です。
>親ガチャとは子どもは親を選べず、親の経済力や教育環境など人生のかなりの部分はどの親の下に生まれたかという「運」で決まってしまう状況を指す。
そのように言っているなんて、知りませんでした。
昨日 小室さんは3年ぶりに眞子さまに会われたようです。
以前 私も眞子さまの結婚についてブログに書いたことがあります。
やはり反対の意見が多かったです。
先日は「眞子さまの結婚反対!」と銀座でパレードを行った連中まで現れました。
なぜ銀座でパレードまでして反対を叫ばなければいけないの?
私はこの連中に腹が立って仕方がありませんでした。
江口忍さんも書かれているように「これからは一人の人として自由に生き、そして幸せになっていただきたい。」。
私もそう願っています。
ジョン・レノン / イマジン (日本語訳付き)