中日新聞の読者投稿欄に沓名和子さんという72歳のゆずりは学園長さんが「最高裁決定 正しいのか」というタイトルで投稿されていました。
子の養育を担う監護者の指定は、第三者はできず父母のみにするという最高裁決定が出ました。
長年孫の親代わりをする祖母にさえ、監護者の指定が認められないということになります。
私が設立したフリースクール・通信制高校にも事情があって、祖父母に育てられている子どもがいます。
ある男子高校生は「小学校の低学年で母親が家を出て行ってから祖父母が面倒を見てくれたのに、中学生になって突然母親が男の人を連れて戻ったため、祖父母の家を出て母親と男の人との生活を始めざるを得なかった」と悲しそうに語ります。
「一緒に住み始めた頃男の人は優しかったが、徐々に殴られるようになり言うことを聞かなければ『出て行け』と言われて。
それで家を出たら、今度は『なぜ出て行った』とまた怒られた。
あのままずっとおばあちゃんと過ごしていたら私はきっと幸せだった」とも。
今回の最高裁決定は正しいものといえるのでしょうか。
両親が離婚した場合、子どもが誰を守るのか、真剣に考えるべき時だと考えます。
以上です。
この文章を拝読して
「子の養育を担う監護者の指定は、第三者はできず父母のみにするという最高裁決定が出ました。
長年孫の親代わりをする祖母さえ、監護者の指定が認められないということになります。」。
これは問題だなぁと思いました。
父母が子どもにとって一番の養い手とは一概に言えないからです。
最高裁の裁判長、失礼ながら子どもにとって父母が育てるのが一番と言う固定観念があるのでは?
世間にはいろんな親がいます。
投稿者さんが挙げていらっしゃる例のいったん、男を作って子どもを祖父母にまかせて出て行った母親が、どうしてか分かりませんが子どもを男と引き取りに来て連れて行ってしまう。
その男が子どもを虐待する。
親と言っても、鬼畜生にも劣る親がいます。
今回の「子の養育を担う監護者の指定は、第三者はできず父母のみにするという最高裁決定」は、問題ありと言わずにいられません。
長年孫の親代わりをする祖父母が、第三者とは到底思えません。
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