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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「男は泣くものではない」と、言われて育ってきたせいかも知れないです。

2021-04-21 02:02:01 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「涙・なみだ」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 新聞の健康コラムに、人の一生を八十年として、涙の分泌量は十八リットル、一升瓶で十本分と書いてあった。

 これはまばたきで目の表面を湿らせる分泌量で、泣いたり刺激を受けて出る涙の量とは別だともある。

 何を隠そう、おじさんは心の耐性が弱く、涙の量は半端でない(自慢にならぬが)。

 道端で子どもが「お母さーん」と叫ぶのを聞くだけで、涙ぐんでしまう。

 カラオケでさだまさしの「案山子(かかし)」を歌い始めたとたん、亡母のことや息子が巣立った昔を思い出し、涙声となって歌いきれずに泣いてしまう。

 思えば子どものころから涙にまみれていた。

 大人になってからも何かというと涙を流した。

 涙の原因はすべて忘却の彼方だが、涙ながらに生きてきたといってもいいと思います(なぜここで”ます”なのか?)。

 だから、通常の涙の分泌量十八リットルX2ほどの涙を流してきたのではなかろうか。

 一升瓶で二十本に相当するほどの涙だ。

 だからといってどうするものではない。

 涙の量が人生の蓄積の指標ともならない。

 ただ、この先も涙のタネは尽きることはないだろう。

 涙も死ぬまで涸れはしない。

 おじさんは泣き続け、涙の量も右肩上がりだ。


 以上です。


 私はあまり泣かない方でした。

 「男は泣くものではない」と、言われて育ってきたせいかも知れないです。

 歳を取ったせいか、最近は涙もろくなってきました。

 韓ドラなどで、涙目になる事が多いです。




 25〜6年前に観た「マディソン郡の橋」。小説も読んでいました。

「最後の雨の別れのシーン。
雨の中フランチェスカを見つめるロバート、そして車のドアを開けようか迷うフランチェスカ。」。

この場面は、切なくて涙で目が曇ってしまい、よく見ることが出来なかった覚えがあります。

 5年前ぐらいに眼科でドライアイの検査をした時、涙の量がゼロだったのには驚きました。😅





歌われている石井聖子さんは、坂本スミ子さんのお嬢さんだとのこと。歌が上手いはずだ。 この‥駅で