最近 原発に関して書くことが多いです。
3月22日の中日新聞の読者投稿欄に「原発忌 福島に思いはせ」というタイトルで、78歳の女性が投稿されていました。
本紙朝刊一面「平和の俳句」が三月から始まり、毎朝、真っ先に読んでいます。
3月2日付の「季語になぞなりたくなかった原発忌」にはドキッとしました。
私は俳句を詠みますが、「原発忌」という季語に初めて出合い、改めて原発に思いをはせました。
「原子力明るい未来のエネルギー」という看板があった福島県双葉町は放射能汚染でいまだに近づけない場所もあると聞きます。
「明るい未来」どころか、人の住めない場所にした原発の恐ろしさを感じます。
報道によればドイツは2022年末までに「脱原発」の実現を目指したいそうです。
翻って原発事故を10年前に起こした日本は?
放射能廃棄物や汚水処理は進んでいるの?
現在の経済優先で本当にいいのでしょうか。
以上です。
>私は俳句を詠みますが、「原発忌」という季語に初めて出合い、改めて原発に思いをはせました。
「原発忌」という季語が、あるんだ。
何か切なくなります。
その日3月22日の朝刊に、太平洋のビキニ環礁沖で操業中のマグロ漁船「第五福竜丸」が米水爆実験に巻き込まれた「ビキニ事件」。
昭和29年3月1日、アメリカは太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁で水爆実験を行いました。
この実験によって、約160km離れたところにいたマグロ漁船の第五福竜丸が死の灰(大量の放射能を含んだサンゴ礁の細かいチリ)を浴び、この年の9月に乗組員が1人亡くなりました。
船は大量の放射能を含む「死の灰」を浴びて23人の乗組員全員が被ばく。
この乗組員さんが亡くなったとの記事が載っていました。
昔「第五福竜丸」の映画を観に行った覚えがあります。
学校からかな?
主演は宇野重吉さんでした。
昭和29年3月1日に「死の灰」を浴びて9月に亡くなった乗組員を演じられていました。
この頃の日本人は、原爆アレルギーで、原発なんて危ないものを利用するなんて、誰もがとんでもないと思っていたと思います。
日本人が、広島・長崎で人類最初の犠牲者だったので当然です。
>「原子力明るい未来のエネルギー」という看板があった福島県双葉町は放射能汚染でいまだに近づけない場所もあると聞きます。
「明るい未来」どころか、人の住めない場所にした原発の恐ろしさを感じます。
その看板が白々しいですね。
<コメント欄は、閉じてます。>
平井堅X小田和正 - 瞳をとじて (国立代々木体育館 2006.08.19)