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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

古い神棚は、わが家の50年の歩みをすべて見守ってくれました。

2020-01-12 13:18:12 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「わが家の神棚」というタイトルで、77歳の女性が投稿されていました。




 ここに嫁いで、家とともに半世紀になり、今は平穏な日々に感謝しています。

 この家を建てる時に、義母から「神棚は作ってね」と言われました。
私もそのことは理解していたので、年末にお札を新しくしながら守ってきました。
加齢とともに、神棚の存在が少しずつ分かってきました。

 この家も小さなリフォームを繰り返してきましたが、昨秋に神棚をおろして一新しました。
先日、神主さんに新旧の神棚の入れ替えの儀式をお願いしました。

 古い神棚は、わが家の50年の歩みをすべて見守ってくれました。
年初のお参りはここから始まり、3人の子どもの誕生、進学、就職、結婚などすべて、
この神棚の前に集まって感謝しました。

 その記念写真を見ると、ここに神棚があってこその一枚でした。

 神棚を出す前日、清掃していると、嫁に出すような気持ちでした。
神主さんにおたき上げを託し、家から持ち出すときは「ありがとう」と言いつつ涙があふれました。

 その際、新しい神棚には、私が作ったさい銭箱を設けました。
子供たちに「協力よろしく」と言うと、皆不思議そうな顔をしていました。

 一年後、どれだけの気持ちがあったか楽しみです。


 以上です。


 投稿者さんのお宅にとって神棚は非常に重要なもののようですね。
うちは神道なので、当然神棚を祀っています。
さい銭箱は設けていませんが。(笑)
かみさんが時々榊を取り替えています。

 日本って不思議な国ですね。
神棚と仏壇の両方が祀っているお宅が多いです。
外国ではあり得ないのでは?
違う宗教が、一つの家庭に存在するなんて。

 ネットで調べますと、神棚と仏壇を同じ部屋に安置することは問題ないそうです。
ただし、神様は仏様よりも上位のため、神棚は仏壇よりも部屋の中心に近い場所、且つ陰陽の陽の位置に
安置するという決まりがあるそうです。
結果、並べて安置する場合は、向かって左側が神棚、右側が仏壇になるようにしましょう。とのことです。

 神棚は、人が神様を見下すことのないよう、高い場所を選びましょうとのことです。
 







夏の終わり by小田 和正