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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「大事なことは急ぐな」「死んだ人に金をかけるな」

2019-04-19 04:08:01 | 日記
中日新聞の読書投稿欄に「言葉こそ両親の『遺産』」というタイトルで36歳の主婦が投稿されていました。




 昨秋に亡くなった女優の樹木希林さんが生前整理をしていたことをテレビで見て、今は亡き両親の教えを思い出しました。

 私の両親はともにがんで亡くなりました。
父は60歳、母は57歳でした。
二人は生前、「大事なことは急ぐな」「死んだ人に金をかけるな」と私たち4人きょうだいになんども話しました。
両親の言葉通り、私たちは時間をかけてきょうだい4人が納得するまで話し合いました。
そうして両親の墓や残された実家などの問題を一つ一つ解決していきました。
まさしく「遺産」は両親の言葉だったのです。

 私は現在、小学校3年生を筆頭に3人の息子を育てています。
私も両親がしてくれたのと同じように、自分の考え方を言葉でわが子に伝えるようにしています。
自分では決められないとは絶対に言わないようにしています。
意思をしっかり持ち、何ごとにも責任を負った行動ができるような大人になってもらいたいからです。


 以上です。


 投稿者さんのご両親、早く亡くなりましたね。
それでもお子様達に素晴らしい言葉を残されましたね。

>二人は生前、「大事なことは急ぐな」「死んだ人に金をかけるな」と


 遺産問題等で、子供達が仲違いしてしまうケース多々あります。
「大事なことは急ぐな」という言葉で、ごきょうだいがお互いが納得するまで
話し合われて解決されたのは素晴らしいと思います。

「死んだ人に金をかけるな」、も残された家族にはありがたい言葉ですね。
生きている者達の生活を、まずは優先する。
これも素晴らしい言葉だと思います。

 私は母方の祖母が言っていた「石の上にも3年」という言葉が、印象に残っています。
この言葉のおかげで、一つの会社で定年を迎えることができました。









Mariya Takeuchi(竹内まりや) - いのちの歌