おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

神話の国 出雲の旅 その3 延命寺

2015-06-05 | 神道

5/30日 口羽秀典和尚さんのお寺です。

広島駅に13時20分に集合して30分に出発。

途中、本郷でトイレストップ

山法師が綺麗に咲いていました。

    

    

    

下の写真でトンネルの開通と口羽和尚さんが大阿闍梨になったのがわずか数時間の差でした。

そしてトンネルから延命寺が正面に見えます。

あまりにも偶然が重なります。

    

    

昭和47年に大洪水があったのですね。

    

     

階段を登ります。

右下の写真で「吉祥山」の額に大きなオ-ラが映っています。久しぶりです。

    

    

    

延命寺の本尊は、不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)、です。

 不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)、

仏教における信仰対象である菩薩の一尊。

六観音あるいは七観音の一尊に数えられる。

三昧耶形は羂索(狩猟用の投げ縄、または両端に金具を付けた捕縛縄)、開蓮華(満開のハスの花。

聖観音の初割蓮華と対をなす)。種子(種子字)はモウ(mo)。

日本では「不空羂索観音菩薩」、「不空羂索観世音菩薩」などさまざまな呼称がある。

「不空」とは「むなしからず」、「羂索」は鳥獣魚を捕らえる縄。

従って不空羂索観音とは「心念不空の索をもってあらゆる衆生をもれなく救済する観音」を意味する。

代表作としては、東大寺華堂(三月堂)本尊の立像(奈良時代、国宝)が著名である。

     

     

     

      

外で施餓鬼供養と先祖供養を行いました。

修験道で山野を踏破するとき、食事の時に御飯粒を10粒程度を

付近の山に撒きます。

    

    

甘茶が用意されています。たらい桶には、死者が寒かろうとお湯が用意されています。

     

     

地蔵流しでは、水に溶ける紙を海に流します。

東北金華山沖では、16万枚流したそうです。

     

先祖供養で1つ1つその祖先のことを祈って下さいました。

      

     

びっくりしました。念じているときに口羽和尚さんの体が震えているのが感じられました。

ほんとうに全身全霊ということを見せて頂きました。

それも小雨の中です。

    

護摩炊きには何回か祈っていますが、白い煙は始めてです。

その力強さに圧倒されます。

    

    

     

    

炎い変わりました

    

     

塔婆を一枚一枚護摩炊きの炎にかざします。

       

    

ホロトロピックの会員さんの方は、お坊さんで漫画を描いています。

      

    

    

     

口羽和尚さんは、無縁仏の石碑を供養されています。 

    

    

    

帰りに気づきました。

    

「花の名前を 覚えることより 

花の美しさに

感動する心を

育てる方が大事」

ありがとうございました。

 

個人的なことですが、

今回の旅が始まる2日前に97才の母が

腰を痛めて一人でトイレにも行くことが出来なくなりました。

3人で整形のお医者さんに連れて行き、レントゲンを撮ったら

脊髄の圧迫骨折に近い症状でした。

97才になるのでこのまま寝たきりになることが心配でした。

後ろ髪を引かれる思いでの旅でした。

延命寺での先祖供養や、口羽和尚さんに祈って頂きました。

出雲大社で解散後に連絡したところ大分良くなったとのことでした。

昨日からは、腰を痛がりますが、一人でトイレに行けるようになりました。

昨日、口羽和尚さんい報告とお礼の電話をしました。

でもほんとうに不思議な新しい経験でした。

背中に大きな荷を背負いながら、

「大祓いの詞」を体で感じた旅でした。

 

 

 

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