冬の三渓園は、静かです。
あの紅葉の時期と比べるとうそのようです。
銀杏の木の葉っぱはすべて落ちました。
来年も楽しみ。
入り口を少し入ったところで
鳥を撮影していました。
すばやいですね。
葉の落ちた木もいい物ですね。
池にはカモが82羽。
左側は、小川が流れています。
ここから下へと流れています。
落ち着いた感じで、風流ですね。
何とか紅葉かな?
今日のもうひとつの目的は、パワ-スポットです。
一昨年、ホロトロピックで瞑想のあとにパワ-スポットでお昼を食べました。
横浜ではここだけだそうです。
少し、高くなったところです。
三渓園の裏門から出てすぐです。
上に立ったら、心臓がどきどき。
久しぶりに来ました。
三渓園の南側は、昔海岸でした。
一の谷、二の谷、三の谷と入り江がありました。
池には、カモが沢山。
昔は、崖の下は海でした。
たまには、静かな午後に三渓園を散策すると
心が洗われます。
昨日、頼んであった本が来ました。
辻 惟雄 「ギョッとする江戸の絵画」。
この中で、「白隠」のことです。
瞑想をやっていると「夜船閑話」(やせんかんな)を一度は読みます。
細川護立(もりたつ)さんは、若い時に結核を患い、
この本を読んで実践したら治ってしまったと言われています。
でも今回は、達磨さんの絵にびっくり。
庶民的な面白い絵です。
改めて、「白隠禅師」さんを見直しました。
でも江戸時代って面白ですね。
日本人の豊かさを感じます。
この本の最初に、
「芸術の持つ重要な機能、ないしは効用のひとつは、
決まり切った日常性の繰り返しのなかに
まどろみながら日々の単調な生活のなかに、
非日常的な生命観をもたらし、それによって
生命のエネルギ-をよみがえらせるところにある。」
高階秀爾氏が言っておられると紹介しています。
すばらしい言葉だと思います。
僕も何とかこの境地になれればと思っています。
今日よりよりよい明日を。
ありがとうございます。