新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

腱鞘炎と戦うの記

2019-12-14 17:31:55 | コラム
自然治癒とは辛い:

本13日の金曜日で発症以来10日目となる。キリスト教の信者ではない私がこの日に拘る必要もないが、不運なことに朝から発症の日以来の痛みに悩まされていた。しかも、本日は私が幹事役を務めているある昼食会の日なのだった。着替えにも不自由する痛みを堪えていると気力まで削がれてしまうのだった。そこで「これではいかん」とばかりに、言わば禁じ手のようになっていた「痛み止め」を飲んで少し痛みが和らいだので、最早滅多に着用する機会もなくなったブレザーで気を引き締めて出発。

それと言うのも、昨年まで痛み止めを飲みすぎていた時期があって、悪玉コレステロールの数値が悪化して国立国際医療研究センター病院の循環器内科の医長先生に「非常に危険である」と一度は禁じられた。だが、常に襲ってくる全身の凝りというか筋肉痛を訴えて、去る8月からは「週に一度程度なら良し」と言わば解禁されていたのだった。

途中で顔馴染みの薬局に立ち寄って、こういう会合がある時に元気で行こうと飲んでいく「若甦」のカフェイン抜きを飲み干してから、販売員に腱鞘炎は暖めると良いと聞くがサポーターをつけていては何とならないと嘆きを聞いて貰うと「これが良いでしょう」と「ロイヒつぼ膏」の大型の見本品を提示された。そこで物は試しと早速貼って貰って意気揚々とJR新大久保駅から会場の新宿駅西口の小田急ハルク8階の六本木楼外楼に向かった。新宿駅の構内の模様替えが進んでいて、これまではなかったエスカレーターが改札口に行けるようになっていたとは知らなかった。

昼食会で先ずは乾杯となったが、何時ものようにウーロン茶か何かで乾杯も無粋かと思って、何度かは飲んだことがあるノンアルコールビールを頼んで参加した。実は、ノンアルコールビールにはビールと同様に利尿剤の効果があるようで、昨年参加した高校の同期会で飲んだところ夜中に頻尿に悩まされた苦い経験があったのだ。だが、本日は滅多にしないことでもして少しは自分を奮い立たせようと手を出した次第だった。瓶のレーベルを見ればサッポロだったのは珍しい気がした。と言うのは、このノンアルコール飲料のテレビCMを見た記憶がなかったから。

昼食会は自分を入れて今回から5人の会となった。その古くからのメンバーから「テニスで腱鞘炎に罹ったことがあったが自然治癒を待たねばならなかったのがきつかった」と回顧談を聞かせてくれたので落胆もしたが、経験者の話が聞けて「気長に待っている以外ないのか」と諦めも付いたので、何となく安心もしたのだった。彼は「痛みを堪えてPCのキーを打つのは芳しくないのでは」と助言をしてくれた。

幸いにして痛み止めとロイヒつぼ膏の相乗効果が出たのか、この時刻になって痛みが大分和らいだのでPCに向かっている次第だ、もしも、この方法でブロック注射と似たようなことで、2日位までしか効果持続しないのであれば、今のうちにロイヒつぼ膏を買いに行くかと思うが、かの薬局は日曜日が休業なのである。世の中は兎角上手く行かないもののようだ。



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