新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

カタカナ語は辛いぜ

2014-07-16 08:24:24 | コラム
元の英語に "a" が入っていると:

ここではまたカタカナ語の問題点を採り上げていく。名前を失念したが我が国の歌手で「レゲー」(=reggae)を売り物にしている者がジャマイカの駐日大使と面談していたニュースがあった。大使は明確に「ジャメイカ」と言っておられた。

Jamaicaを英語読みすると「ジャメイカ」である。細かいことを言えば「メ」にアクセントがあると思っている。ここで気になるのはカタカナ語化される時に "a" はほとんどがローマ字式に「ア」となっている点だ。それがどうのこうのとは言わないと既に何度も繰り返した来た。だが、もしも英語でお話になる機会があればご注意願いたいものだ。

先日、安倍総理がオーストラリアで講演された24分ほどの録音を聞く機会があった。総理は迷わず「オーストラリア」と言っておられた。あれは「オーストレイリア」である。しかしながら、我が国のカタカナ表記は「オーストラリア」と "a" を「ア」とする形に固定されている。しかも、オーストラリアの訛では「オーストライリア」と "a" が「アイ」となる所謂 "cockney" で発音する人が多い。

「ァ」とカタカナ表記をしている例は数多いので、あらためて幾つか採り上げておく。「パトリオット・ミサイル」は "patriot missile" で「ペイトリアット・ミスル」、"NATO" は「ネイトー」で「ナトー」ではないのだ。中には "Gary" を「ゲーリー」としたり、"major" を平然と「メジャー」としている例外もある。私はローマ字の有用性と効果を考える時に、ローマ字読みになってしまうのも仕方がないかと思って眺めている。

余談になるが、総理の講演は見事な英文だった。しかし、私には丁寧に低調に語られようとされたためか断定する口調を避けて謙ったような控え目な点がほんの少しだけ気になった。だが、揚げ足取りを許し願えば、何故周囲のお手伝いをした方々は「オーストラリア」を放置したのだろう。厳密に言えば相手の国名を不正確に発音していることになるのだ。

カタカナ語を採り上げれば

2014-07-16 07:37:44 | コラム
アメリカと英国の映画の英語の原題は "Edge of Tomorrow" だった:

今回もまた揚げ足取りに近い。昨15日に久し振りに有楽町に出て映画館(なのだろう)の切符売り場を見ると、評判の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」がかかっていた。しかし原題は "Edge of Tomorrow" だった。

実は、邦題を英語にすると"All you need is kill" となって文法的に違和感があるので、一寸変だなと思ってはいた。だが問題にするまでもないことと思っていた。だが、"Edge of Tomorrow" とあっては、早速 Wikipedia に伺いを立ててみた。

すると、元はと言えば桜坂洋(同胞のようである)という作家のライトノベルを米英合同で映画化したらしいと知り得た。「そうであれば、英語風の日本語の原題の文法に違和感を覚えたのもアリか」と納得してしまった。

屁理屈を言えば「イズ・キル」の間に「トゥ」= "to" が入った方が据わりが良いのだ。ないしは「キリング」= "killing" でも良いかも知れない。しかし、"kill" の名詞形である「獲物」という意味で使われていれば、私のとんだ誤解であって、小説も読まないで批判したことを桜坂氏にお詫びせねばなるまい。大体からして、映画の題名にけちを付けるなどは野暮だと反省。

反日勢力は言う

2014-07-16 07:06:14 | コラム
オスプレーは危険だ:

厚木基地に沖縄からおすぷれーが1機飛来すると言って、彼等がお定まりの反日勢力が反対運動とやらを始めた。テレビ局も直ちに支援を開始した。16日朝の4時開始の日テレだったかは老人に「危険だと言われるものを飛ばしてきて・・・・」と言わせていた。

私は寡聞にして、我が国内でオスプレーが1機でも墜落して国民が負傷したという類いの事故があったとは知らない。それでも朝日でも毎日でもTBSでもNHKでもない日テレまでが、こういう報道の仕方をする。毎回言ってきたことだが、罪なき高くない民度の一部の国民の方々は「安倍政権は集団的自衛権のみならずオスプレーまで使って我々の血を流させる気か」と思い込む危険があると思わずにはいられない。

彼等は好い加減に国民を愚弄するような報道姿勢を辞めるべきだと思うのだ。