湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

百万粒のタイミング

2011-08-13 | 畑中さんのこと。
前作、「風を継ぐ者」はPolandのはっ、と
殺陣の刀を振りかざすタイミングが合うのが好きで、大好きで通っておりましたが
今作「百万粒」のPolandはそういう間合いがありません。
(あるのかもしれないけど、気付いてません)
さらに衣装もみんな黒っぽい人がうごうごとしてるんですけど
なんて派手なんだろうと思う。
刀が閃き、赤い血しぷき(ライト)が飛び、人が跳ねて、止まる。
あの殺陣は唯一の色付きが沖田なんだなぁ。
生死の逆転。いや。まだあの時は生きてるけど。
ここの土方先生の目の動き、好き。

そんなこんなでマチソワ。
夜は体力次第かなと思ってたんですけど
ザバのオトモダチが見に来る~というのでいそいそと観てしまった。
どちらも挨拶は畑中さん。
平日のオススメに加えて「土曜夜も」と岡内さんから声が。
なんでかなぁ、「風」の時もそうだったけど、
こんなにいいのに。すごく、いいのに。

曲きっかけの気持ちいいのは三浦さんの土方の刀を抜くところで
音楽がかかるところ。新曲。惚れ惚れ~
たぶん、初日夜かな? ちょっとずれたような気がするけど。
今日はばっちりだった。ホントにあそこ見ていて気持ちがいい。
三浦さんはもう一ヶ所ある。誠と言う言葉を発した時にかかる「シグナル」
この台詞でこのタイミングでこの曲か、と。

あと人形はねぇ。
夢がガラガラというあの台詞に繋がる曲なのよね。
夢見て、期待して、崩れて、残らない。

曲とは違うけど、タイミングと言う点ではみぃが刀を持ち出した時の沖田の一歩。
「何をしに」で止まるあの足、好きだなあ。
そして、みぃ。
みぃと沖田と刀と立川。沖田が刀を立川に託す時。
とても彼女は不安だったろうか。命とも言える刀を手放すことで
生きる気力も放ってしまわないかと。
彼女は時々、つぐみさんだったらこう言うかもしれないことを。
もしくはつぐみさんに言ってもらいたいと思っていることを
沖田に告げてくれる。二人とも思うことは同じだろうな
沖田に生きていて欲しい。それだけ。

あとは細かいこと。
たぶん昨日8/12の回は最初の登場シーンで手ぬぐいつけてなかったな、みぃ。
今日は二回とも付けて出てきてたから。
遠目に観ると三浦さんの土方の大きさがいいんだな。
力関係がはっきりして存在していて。
その土方を、殺陣のシーンで小多田さんの須崎が思いっきり
「土方ぁっ」と呼び捨てて斬りに行くところ。
舞台上とはいえ、あの土方を呼び捨てて刀で行く。
なんっつーか。すごい意気地だ。
あの瞬間会えた気がしたのよね。小多田さんを通して。あの時代に。
その後小多田さんすぐ斬られちゃうけど。斬られ方もすごいけど。
なんの為に生きてるかと昭島に問うところも、すんごい気合いだ。
なまくらに生きててすみません。

台詞がちょっと変わった。1千石の後の三鷹さんと迅助
三鷹「大きな屋敷」←ちょっとうろ覚え
迅助「新しい刀」
三鷹「おおきなそろばん」
マチネはここまで、ソワレはさらに
迅助「そろばん?」

あとうろ覚えなんだけど
初日の桜は、迅助が気付いてから降ってきたような。
それから。佐織さんと迅助が二人真ん中にいる時、あの動くところ前に出てきたか
引っ込んだか動いた気がしたんだけど、その後その動きを見かけないなぁ。
気のせいか。

岡田さん殺陣前にわらじを気にする。
なんかあったのだろうか。でも全然普通に見えた。

センターブロックって照明がまぶしい一瞬がある
怒りの土方さんの殺陣の後だったかな。

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