湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

夏休みにっき その10 キャラメル観劇

2008-08-30 | お芝居のこと
8/14(木) 19:30の回。
「嵐になるまで待って」
大好きなんです、このお芝居。
前回は結構当日券で通ったなー。2階席だと見切れちゃう部分があって(ユーリがコーキチ君を止めるところ)ちょっと悲しかったけど、今回はそれを見越してか高さが低い舞台装置になってましたね。
今回は…いろいろありますが。
まず、オープニングの曲が変わってなくて嬉しかった。
好きで好きでしょうがない。この手話のダンスのシーン。
西川さんが机に座ってる姿。薄暗闇の中のライトに照らされたシーン。
ほんとに好き。(後のシーンの台風大好きシーンと合わせてスキー)
前回のコーキチ君(善人)を演じた細見さんが波多野(悪人)に変貌した点。
嫌いじゃない。嫌いじゃないけど。
私はそんなに岡田達也さんが好きな方ではないのですが、
岡田さんが演じた役の中で波多野はダントツ一位というか、
彼の演じる波多野がものすごーく歪んでいて情けなくて
かわいそうで、一生懸命で、「嵐」の曲と共に好きだったのだけれど。
(「嵐」は裏切り御免で使われた曲ですが、波多野なんですよ~あの曲は)
岡田さんの始めはいい人っぷりのよさとラスト間際の暗闇で
ユーリを呼ぶあの、声。あの対比のようなものと、いうか
ホントはユーリに救われたかったんじゃなかろうかという脆さとか。
同じように忌まわしい声を持ちながら、自分が得られなかった幸福を
手に入れようとしているユーリに対する嫉妬とか。
岡田さんの波多野は飽和状態の気持ちが溢れて乱反射してる感じが
ひじょーに好きでした。ただの思い込みでしょうけど。
細見さんは登場シーンから怖かったよ。
やはり波多野は波多野でしたが。
というか、あの場にいた全員、雪絵も含めて
「忘れてしまえ」
とかって、無かった事にして壊れた幸せを
手にどこかに逃げさっても良かったのに。

雪絵の温井さん。
指先まで美人という感じで動きにときめきました。
アンリちゃんのユーリ。ユーリとしてどうこうではなく、
今回のユーリちゃんの恋は実らなくてもよいのでは?
と思いました。なんか年の差ありそうだし。
幼く感じたのかな。
今回の敗因はこれだけ好きな芝居なのに、
1回しか見に行けない自分のスケジュールが残念。
石原君も三浦君もかっこよかったなー。
そしてこれだけ人数がいると、出ない役者さんて
増えていくのねと淋しく思ったり。
あと、この日はちゃらちゃらした服でお出掛けしていたのに、気が付けばブラウスの襟が裂け(重たい荷物の入ったバックを肩からかけていたせい~)スカートのウェストのボタンを飛ばし(靴を試着しようとかがんだ時に)もうこの手の服はやめれというお達しかしらねーとほほん。