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白毛で黒班がバランス良く入り、角は大きくかたちが良く、目は青く顔はきりりと端整で...
水牛を天が授ける豊穣の使いとして崇め、葬祭儀礼の供犠獣(天国に導く存在)とする伝統を有するトラジャの人々にとって、この牛は最高ランクに位置づけられる一頭となります。
トラジャの人々の価値基準を知らなくとも、広々とした牛市のなかで、この牛は他とはまったく異なる存在感を有し、身体全体から並々ならぬオーラが放たれていることを感じました。
購入の意思がない冷やかしかつよそ者に正確なところは教えてくれませんが、相当なハイクラスの高級自動車を買うことができるほどの値がつくようです。
王侯貴族・富裕地主階級等の一部の者のみが供犠獣とすることができる特別な牛です。
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(写真 インドネシア・スラウェシ島 タナ・トラジャ及びママサにて)