製作地 ミャンマー中部
製作年代(推定) 19世紀後半
素材 木(チーク材)、漆、顔料、金彩(金泥)、ガラス片
半人半鳥の神様”キンナリー(Kinnari)・キンナラ(Kinnara)”は、梵天(Deva)や阿修羅(Asura)等とともに仏法を守護する八部衆の一つであり、楽舞を司る神様として知られます。
ガルダ・ハムサ(ヒンタ)・キンナリー・キンナラ等の“鳥”に纏わる守護神及びその意匠はミャンマーにおいてとくに愛されてきたもの、それはビルマ宮廷装束のうちにも取り入れられております。
寺院・僧院の装飾パーツとして手掛けられた19cの作例、信仰の精神性に惹き込まれます。