製作地 ミャンマー・バガン
製作年代(推定) 20世紀前期~半ば
通常の大きな漆器のデザインそのままに、高さ数cmの小サイズで手掛けられた、ミャンマー・バガンの仏教供物用”ミニアチュール漆器”。
この”ミニアチュール漆器”は、決しておもちゃのような扱いのものではなく、仏教信仰のお供え道具として、熟練した職人が祈りを込めて手掛ける実用の品モノとなります。
木胎或いは籃胎の成形から始まり、大きな漆器と変わらぬ繊細な手仕事が加えられるものであり、”信仰のモノ”としての精神性が小さな作品のうちに凝縮されます。