先週、風邪をひき、家でぐったりしていたら、木曜の夜から「海水における放射性物質に関する論文」の翻訳のお仕事が入り、また気が引き締まったのですが、難しすぎて、思いきし具合が悪くなりそうでした。その原稿も今週の火曜に何とか仕上げ、やっとちゃんと休めると思ったのですが…
木曜から飼い主がまた出張の為、やんちゃ坊主がウチにやってきました。
(写真だとかわいさが伝わらないのが残念)
その上、また新たな翻訳の仕事も入り、ラブ太郎の世話をしながら、仕事をしようと思っていたものの、殆どラブと遊んでばかりで、仕事になりません…
そこで、今日は祖母と母に家に来てもらい、祖母と母にラブ太郎の遊び相手になってもらうことに…
母もご機嫌でしたが、祖母は大喜びでラブ太郎と遊んでいました。
祖母は何度、私が教えても「ラブ太郎」という名前がよくわからずに、ずぅっと「サブ太郎」と呼びながら、子供のように、ラブと遊んでいました。
そしたら突然、床にラブの口から下の写真のものが落ちました。
私は仕事をしながら、その瞬間を目にしてしまったのですが、何が落ちたのだろうと思って、拾ってみると…どうやら歯です。
私は血の気がひき、とりあえず、ラブ太郎を祖母から引き離します。
祖母は突然、ラブと引き離され、ラブは遊び相手の祖母と引き離され、両者共、不機嫌になります。
でも、それどころではない…
私は母に「ど、ど、ど、どうしよぅ~預かり物の歯が欠けた…若いのに歯抜け爺さんになってしまったぁ!」と言うと、
母も真っ青になり、「セメダインでとりあえずくっつける?」
私「見なかったことにして、このままラブを今晩、返す?」、
「これはウチで責任とって、新しい歯の揃った子犬を買って返して、この仔はウチで飼いましょう。」とまた、どさくさに紛れてウチでどうにかラブを飼う理由を考える母。
それにしても、マジでどうしよ~ぅとパニックになりながら、私は犬のトレーナーなどの仕事をしている友達に電話をしました。その友達もラブ太郎のことは良く知っているのです。
私が「今、ラブと遊んでいたら、白い物が口から出てきて、どうやら歯みたいなんだけど、どうしよう~」と半ベソかきながら聞くと、彼はあっさり、「子犬だから乳歯が抜けたんでしょ?」と言うのです。
母も私も本当に胃が痛くなるほど、心配で、どうしようかとアタフタしたのに、乳歯が抜けたという回答で、拍子抜けしました。でも、乳歯でよかった…
今さっき、やっと飼い主が出張から帰ってきて、ラブを迎えにきて、本当にホッとしました。今日はあまりにも心配したものだから、もう仕事ができないくらいぐったりです。
人の飼っている生き物を預かるのは本当に心配です。自分の家で飼っているペットも心配ですが、人んちの仔は、それ以上に気を使います。