まりっぺの平凡日記

毎日平凡に生きれるって幸せなんだ。でもその平凡っていうのは意外と難しい。

富士登山 その⑤ 下山

2006-09-12 23:58:31 | 旅行

トップの写真は8合目から見た頂上です。頂上は直ぐそこのように見えるのですが…

(8合目の眼下に雲。飛行機の中からみる雲みたい。)

(正面の雲はテディーベアみたい)

休憩後、(そんな余裕はないはずなのに…)「さて次は頂上へ行くのかしら?」と言うと、Aはこのペースだと5合目まで下山する前に暗くなると言います。

 やった!後は降りるだけ!\(^◇^)/

  でもそんなにあまくなかった!

(>_<。)HelpMe!!

こんな所を降りなければならない

(;゜Д゜)マジ?

岩や砂利の山を降りるのは登り以上に至難の業です。なんで、ここまで登ってきてしまったんだろう!とひたすら後悔するばかり。富士山なんて、最初から登るもんじゃない。こんなことわかっていたら登らなかったのに!こんなところ世界遺産には値しない!とまた腹が立ってきます。帰りも相変わらずの八つ当たり。嫌味を言うか、無言でひたすら足を引きづります。

そしてヘロヘロになりながらも漸く6合目から5合目に降りる時に、

A「この後どうする?あまり俺が決めると迷惑みたいだから。」

私「ご飯食べて、温泉入って帰るという当初の予定でいいよ。」

A「でも俺が全部勝手に引っ張りまわすの迷惑だろうからどうしたい?」

今までの八つ当たりで、奴は怒ってます。

私「私は最初に言っていた予定をこなすつもりだけど…」

A「でも俺が無理やり連れてきたみたいでお前に悪いから」と嫌味な返事。

私は今まで彼に当たっていたので、すねたのだろうなと思いながらも、会話どころではない状態でさえも一生懸命、会話をしたのに…男のくせにウジウジとしつこくすねやがって!とまた腹が立ってきて、

「じゃぁ、もうどうでもいいから帰ろう!」とブチギレます。

A「そうやって開き直ることねぇだろ!」

私、無視です。(というか喧嘩する元気が全くない。)

(`ヘ´ι) ムムム‥

結局、下山してからご飯だけ食べて東京へ直行しました。

***

帰りの車の中で、Aは普通に「明日は体が痛くて動けないよ。膝も笑うから」と言っていました。しかし、翌日、起きても体は疲れだけ…痛みは全くありません。

私は40代のAに「体は全然痛くありません。やっぱ30代!」とメールをします。

そしたら直ぐに「痛くなるようなペースでの登山ではなかったもんなぁ~」とのレスポンス。

( ̄△ ̄;)ガーン

***

さて、富士登山について最初に記事を投稿した時には「もう2度と登らない!」と書きましたが、何日か経って心境の変化が…8合目迄しか登らなかったことが無念というか、非常に悔しく感じ始めました。来年こそは絶対頂上目指してやる!という反面、あの大変さを思うと果たして実現するかどうか…

そして今夜、元彼と食事をした際、富士登山の話をしたら「何だ、8合目までしか登らなかったの?情けねぇ~なぁ~!」と言われて、私は心に誓いました。

今度は絶対、頂上、目指します。30代の内に!つうか、火口の周りも一周してやる!

(火口一周は大げさかな…火口の周りは自信がない…今の内に撤回しておきます。)30代であってもヒィ~ヒィ~言ったのだから、40代になって登ったら、きっと死ぬんじゃないかと思います。

今回の富士登山でのAに対する態度といい、元彼に「情けねぇ~」と言われ、意地になる私…いい年超えて大人気ない…

***

何はともあれ、怪我もせず、天候にも恵まれ、富士登山ができたことは貴重な体験でした。文句は言いつつも、Aのお陰。ありがとねっ。


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