大相撲秋場所も日馬富士の優勝で幕を閉じました。さて、恒例の(笑)”ぼくの初日の相撲をみての秋場所星取り予想”の自己評価をしたいと思います。
今場所は、昭和以来初の、三横綱が初日からの全休という異常事態で、ぼくの予想も困難を極めた。その中でも優勝候補の一番手に上げていた高安が二日目の玉鷲戦で負傷し、途中休場となってしまった。さらに、期待の照ノ富士まで怪我をして、休場。三横綱二大関休場というのは、なんと、大正7年以来、99年振りということだ。
というわけで、ぼくの星取り予想は序盤戦で頓挫し、もう”後は野となれ山となれ”の気持ちとなった(笑)。高安を追いかけるのは、日馬富士と予想したが、序盤から崩れてしまった。金星を4つも提供、早々と優勝候補どころか、いつ途中休場してもおかしくない状況となった。しかし、先行していた豪栄道が終盤に崩れ、千秋楽決戦に持ち込まれた。からくも日馬富士の優勝となた。豪栄道については、9勝でカド番脱出と予想したが、高安も照の途中休場があり、11勝はほぼ予想通りといえる。
役力士では、御嶽海、栃煌山、玉鷲も二桁勝利を伺う、と予想したが、すべてはずれ、御嶽海がようやく勝ち越し、あとの二力士は負け越してしまった。とくに今場所は優勝争いしなけれならない地位であるのにまったく情けない。
また、北勝富士、阿武咲、宇良の若手トリオの活躍も楽しみとコメントしたが、宇良の途中休場が残念であったが、阿武咲の大活躍は予想以上だった。なんと、新入幕から三場所連続の二桁勝利を勝ち取った。これは史上初で、白鵬でも、三場所目は8勝だった。この快挙を朝日新聞が一言も触れていなかったのには驚いた。偏向報道と言われても文句は言えないだろう(笑)。
上位陣ほぼ欠場の中での秋場所は、次代の相撲の世界をみるようで面白かった。前述の阿武咲、同い年の21歳の貴景勝、そして、遠藤、朝乃山、北勝富士らが次の主役。高安、御嶽海もうかうかしていられない。
11月の九州場所がすごいことになりそう。三横綱と高安が復帰、若手の追撃、博多祇園山笠のように激しいつばぜり合いになることだろう。早くこいこい博多場所!今からわくわくどきどき。
。。。。。
ぼくの星取り予想の結果は以下のようになり、3勝9敗3分という史上最悪の成績となりました。九州場所は全勝優勝だ!稀勢の里も!
星取り予想(前頭4枚目以上を対象とする) 予想星取り/実際の星取り(±1は〇、それ以外は●、途中休場は△)
高安14勝1敗/途中休場 △、日馬富士12勝3敗/11勝4敗〇、照ノ富士10勝5敗/途中休場△、御嶽海10勝5敗/8勝7敗●、玉鷲10勝5敗/7勝8敗●、豪栄道9勝6敗/11勝4敗●、栃煌山9勝6敗/6勝9敗●、嘉風8勝7敗/8勝7敗〇、琴奨菊7勝8敗/10勝5敗●、宇良7勝8敗/途中休場△、栃ノ心6勝9敗/4勝11敗●、北勝富士6勝9敗/7勝8敗〇、阿武咲6勝9敗/10勝5敗●、千代大龍6勝9敗/8勝7敗●、松鳳山5勝10敗/8勝7敗●
休場:白鵬、稀勢の里、鶴竜、碧山(途中出場)
途中休場:高安、照ノ富士、宇良
ぼくの成績 3勝9敗3分
次は九州場所だ!博多祇園山笠のように暴れまくれ!稀勢、高安、阿武咲!