気ままに

大船での気ままな生活日誌

浄智寺 紫苑と萩と彼岸花

2017-09-27 21:49:14 | Weblog

こんばんわ。

浄智寺の紫苑がきれいになってきました。

紫苑にモンシロチョウ

モンシロチョウに萩

彼岸花はたったひとつ。さびしくてさびしくてウメノキゴケと遊んでる。

あまりにさびしそうなので、彼岸花をいっぱい植えてあげた。

おもろいなぁ

ではおやすみなさい。

いい夢を。

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ナミヤ雑貨店の奇跡

2017-09-27 10:48:25 | Weblog

おはようございます。今朝は映画のこと。

家内に誘われて、仕方なく(笑)、辻堂まで”ナミヤ雑貨店の奇跡”を見に行ってきた。東野圭吾原作の風変わりな映画だったが、感動的で、なかなかよかったですよ。”風変わり”というのは、”君の名は”もそうだったけど、現在と過去が行き交う時空を超えたファンタジーの物語だから。

今は(2012年)、廃屋になっているナミヤ雑貨店に何か悪いことをしてきたらしい三人の若者が飛び込んでくる。ここを一晩だけ隠れ家にしようという魂胆である。その一夜に不思議な出来事が起こる。

夜も更けたころ、シャッターの郵便受けに手紙が差しこまれた。何とそれは、1980年に書かれた悩みごとの相談だった。実は、その年代に、ここの店主だった浪矢雄治(西田敏行)が手紙を介して、町民の悩みごと相談を受けていたのだ。そして返事の手紙は牛乳箱に入れておく。

敦也(山田涼介)ら若者は、うろたえながらも、浪矢雄治になり代わって、自分たちの考えで、返事を書くことにする。たとえば、ミュージシャン志望の克郎(林遣都)からの手紙。”このまま夢を追うべきか、実家の魚屋を継ぐべきか”。何度かのやりとりの最後の返事は”音楽の道を進んで下さい。あなたの曲によって救われる人がいると思います。そしてあなたの生み出した曲は必ず残ります。そのことを信じていてください”

克郎はミュージシャンとなって養護施設を廻っていた。彼の作曲した”REBORN(再生)”を少女セリがとても気に入った様子だった。その晩、施設が火事となり、セリの弟が逃げ遅れ、克郎が炎の中、救助に向かう。弟は助かったが、克郎は亡くなってしまう。時がたち、セリ(門脇麦)は有名な歌手になっていた。そして、コンサートの中で、わたしの一番、だいじな歌と紹介して、涙を浮かべてREBORNを歌うのだ。感動的なシーンである。先週のNHKのうたコンで門脇麦がこの歌を歌っていた。

これは一つのエピソードであって、そのほかにも”養父母を助けるために、金持ちの愛人になっていいでしょうか”と手紙を書いた女性のその後の物語とか、いくつもある。それぞれのエピソードが互いに重なり合ってくる。

浪矢雄治は亡くなる前に、息子(萩原聖人)に手紙を渡す。それは、私の33回忌が近づいたら、次の文章を告知してほしいというものだった。”その日、一日だけナミヤ雑貨店の相談窓口が復活します。かって相談された方にお願いです、わたしの回答はその後の人生に役に立ったでしょうか。忌憚のないご意見をいただければ幸いです”

この日がその日だったのだ。そして、最後の感動的エピソードは、若者たちが試しに出した白紙の手紙に対して、牛乳箱に浪矢雄治からの返事の手紙が入っていたこと。”名無しの権兵衛さんへ。白紙の手紙は地図がないという意味だと解釈しました”、で始まる手紙は、職もなく、希望もなく、いらだっていた若者たちへの人生の道しるべと応援の暖かい文章が綴られていた。それは、若者の心にびんびんと響く言葉であった。

廣木隆一監督、斉藤ひろし脚本で面白く、かつ感動的な映画であった。

1980年のナミや雑貨店。西田敏行店長の存在感が目立った。

2017年9月27日の朝焼けです。

それでは、みなさん、今日も一日、希望をもって、お元気で!


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