おはようございます。
今月半ば、熱海のジャカランダを見に行った際、MOA美術館で吉田博の版画展も見てきた。一部、すでに外国風景についてレポしているが、今回は瀬戸内海風景と日本アルプス十二題を含む山岳風景について紹介したい。これが木版画かと思うほど写実的で、詳細に描かれている。
瀬戸内海風景
瀬戸内海の風景も好んで描いたが、その瀬戸内海集の中に帆船シリーズがある。同じ版木を用いて色替え刷りをして、朝昼夕等の雰囲気を描いている。
帆船
帆船 夕
帆船 霧
帆船 夜
雨後の夕(瀬戸内海集)
新月 小さな帆船で二か月瀬戸内海を風まかせで巡ったときの作品。
倉 鞆の浦港
山岳風景
北海道波静か 利尻山
剣山の朝(日本アルプス十二題のうち)
穂高山(日本アルプス)
突然ですが、ぼくの梓川と穂高連峰↓
大天井岳より(日本アルプス)
五色原(日本アルプス)
黒部川(日本アルプス)
立山別山(日本アルプス)
鷲羽岳の野営(日本アルプス)
針木雪渓 (日本アルプス)
雷鳥とこま草(日本アルプス)
雲海 鳳凰山 (大型版)
中房川奔流
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
作品の「北海道波静か」で描かれているのは利尻岳に見えます。それから「僕の大正池と穂高連峰」の写真は、厳密には大正池ではなく梓川にかかる河童橋。これは通い慣れたやまんばとしては譲れないところです(笑)。
美術館、富士、月、花、カルガモ、どの情報も楽しみです。
北海道波静かはミスタイプでした。利尻岳です。上高地はいいところですね。何度も行かれているようでうらやましいです。ご指摘のように大正池はもっと手前でしたね。河童橋も大正池の一部と思い込んでいました(笑)。