気ままに

大船での気ままな生活日誌

平塚の囲碁まつり 1000面打ち大会

2018-10-15 10:29:46 | Weblog

おはようございます。

天気予報がはずれて、昨日は午後からいい天気になった。平塚の囲碁まつりの関係者の方はほっとしたことだろう。紅谷パールロードに1000面の碁盤が並べられ、そこで、1000人のアマ碁打ち対約70人のプロ棋士との対戦がメイン行事。もし、雨にでも降られたらみじめなことになってしまうところだった。

午前11時頃、会場に到着すると、準備万端。ずらりと碁盤が並べられていた!こんな風景、はじめて見る!この大会はもう23回目になるのだが、ぼくは初見学なのだ。

1000面打ち大会会場、紅谷パールロードの午前11時現在。ずらりと並ぶ碁盤。

1000面打ち大会は午後1時から始まるというので、その前に、このお祭りの発端となった、木谷實棋士の”記念館”に向かった。10年ほど前、旧東海道宿場町歩きをしていて、旧平塚宿ももちろん訪ねている。宿場町の入口の”江戸見付け跡”のすぐ向こうが市民センターで、その一画に”木谷實/星のプラザ”がある。

旧平塚宿・江戸見付け跡。向こうの建物が平塚市民センター・


木谷九段は、20世紀の棋士の中でも指折りの存在で、呉清源と共に大正時代から活躍した。また、平塚の自宅を木谷道場として、住みこみの内弟子をとり、50人にのぼるプロ棋士を育成した。大竹名誉碁聖、加藤正夫名誉王座、二十四世本因坊秀芳らも弟子。まさに平塚市の誇る棋士なのだ。

木谷は呉清源のよきライバルであった。


川端康成は二人をモデルに”名人”を書いた。今日、図書館で読んでみよう。


門下生の平均年齢は13歳。実の子と分け隔てなく、育てたという。

奥さんが大変だったかも。ある日のお料理。魚の煮つけとサラダの量がすごい。

また、会場に戻り、通り沿いの蕎麦屋さんで天せいろを食べているときに、お店のおばさんが棋士さんが入場してきたわよ、ミス織姫も一緒にと教えてくれた。ぼくは、最後の蕎麦を飲み込んで、すぐ通りに出た。いきなり、目の前に織姫さま。七夕のときには見逃していたのでラッキー。

 

そして、棋士の行列!

開会式がはじまる。

主催者側。市長さんやミス織姫。

棋士のみなさん。

市長さんあいさつ。北海道から九州までの方々がお集まりになっていると紹介。

木谷門下生、二十四世本因坊秀芳から挨拶。

そして、1000面打ち大会が始まる。一人で十人ほどを相手に対戦する棋士さん。

女性棋士さんも。

すばらしい千面打ち大会の風景だった。”七十の手習い”で、囲碁の勉強でもしようかな。

それでは、みなさん、今日も一日、たまには五目並べでもして、お元気で!
 

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