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気ままに

大船での気ままな生活日誌

三春町の風景

2010-04-22 14:54:54 | Weblog
今年の、三春の滝桜見物も、JR郡山駅からの(2時間に一本程度)電車に合わせて待っている三春駅前発のバスを利用した。入園料込みで往復、1000円だが、乗り降り自由で、途中で降りて、町の中に何十本もある、お寺や民家の枝垂れ桜を見物することができる。それに、ここは元城下町であったので、落ち着いた町の風情も楽しむことができる。

郊外の滝桜を観たあと、バスが町中に入ったとたん、はやくも車窓から常楽院桜がみえてきた。

町の中心、役場前で降りて、前回も行ったことのある、舞鶴城(跡)に登る道沿いの民家の枝垂れ桜を観に行った。4,5本の枝垂れが見事に咲き誇っていた。そこの奥さんが、これは全部、うちのものなんですよ、と自慢げに話してお茶を入れてくれた。だいたい真ん中のが早く咲き、全部そろって満開になるのは、珍しいことだと言っていた。桜の写真は、道路を隔てた、向こう側の丘から全景を撮るといい。

これは川端にあった桜だ。

これは、本屋さんのうしろの桜。とにかく町の至るところに枝垂れ桜があるのだ。はじめて、ふたりで来たときにはびっくりした。

歩いている途中、”本日の桜情報”なるポスターをみつけた。こんなふうに、どこかの町に一本でももっていけば、それだけで名所になるような、花魁クラス(たとえが悪いかな)の桜があちこちに何気なくあるのだ。

城下町の面影もある。これは三春小学校の門である。寛政年間の建物で、藩校のような教育施設だったものだということだ。大阪でもりっぱな幼稚園をみたが、三春の小学生は幸せものだ。校庭にも、いっぱい桜が咲いていた。

懐かしいような洋風建物は医院だった。そこの裏庭にも桜がいっぱい咲いていた。

路地裏に入ると、さびれゆくさまが、うるわしい廃墟の建物があった。廃墟といってもバカにできない。長崎の無人の軍艦島(廃墟の炭鉱施設)は観光名所になっているらしい。

三春駅前も桜がいっぱいだった。


あ、そうそう水墨画の雪村は、晩年この地に庵を結び、ここで生涯を終えたそうだ。雪村庵桜もあるらしい。今度、訪ねてみよう。
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