おはようございます。三泊四日の”いわて旅”から帰ってきました。平泉、盛岡、遠野と巡った旅でしたが、どこも紅葉(黄葉も)が真っ盛り!山や里の木々の黄葉はある程度、期待していましたが、正直言って、楓の紅葉のイメージがあまりなかったです。それだけに、見頃の紅葉をあちこちで見かけたうれしさは、まるで天にも昇る気持ち!鎌倉や京都より一歩先に!
まずは、初めに訪れた平泉の中尊寺の紅葉をご覧いただきましょうか。もう何十年振りかの訪問。まして、紅葉の中尊寺なんて、生まれてはじめて。家内もそう。有難くって、ありがたくって、涙が出そう。
参道は輝く紅葉。お天気も最高だった。
ちょうど菊まつりも開催されていた。
では、中尊寺のお堂を廻りましょう。ここにも紅葉がちらりちらりと気を誘う。
まずは、ここの宝、国宝・金色堂へ。
金色堂新覆堂 この中に国宝・金色堂がすっぽり入っている。
金色堂内陣 目がくらむようなうつくしさ。漆黒の漆と七色に輝く螺鈿細工と象牙細工。阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩、持黒天、増長天、6体の地蔵菩薩が安置されている。藤原三代の御遺体の棺も。撮影禁止なので、”古寺巡礼東国/淡交社”より。
お宝といえば、讃衡蔵には奥州藤原氏の残した文化財3000点(国宝と重文がぞろぞろ)が収蔵されている。平安期の諸仏、国宝中尊寺経、奥州藤原氏の御遺体の副葬品などが納められている。
讃衡蔵からみた庭の景色。どうだんつつじの紅葉がうるわしい
経堂 堂内具や紺紙金字一切経などの経典類が納められていたお堂。
金色堂旧覆堂 500年間、金色堂を守ってきた。旧覆堂自身も重要文化財。
芭蕉翁句碑 五月雨の降りのこしてや光堂
大長寿院西谷坊付近の紅葉
白山社の能舞台
能舞台を囲う竹林と紅葉
不動堂
中尊寺本堂
素晴らしい紅葉とお宝だった。お宝の方は、また折を見て、紹介したいと思います。
お相撲もはじまりましたが、初日の相撲は東北新幹線の中で、スマホで勝敗のチェックしたのみでした。従いまして、恒例の”初日の相撲をみての、星取り予想”は、”二日目の相撲をみてからの予想”といたしますのであしからず(笑)。
そういえば、金沢文庫の称名寺は、鎌倉と一緒の世界遺産候補でしたね。