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気ままに

大船での気ままな生活日誌

150年振り 大船鉾巡行 祇園祭 (京都旅#1)

2014-07-25 09:21:11 | Weblog

今年の祇園祭の最大のハイライトは、蛤御門の変の大火で(一部を残して)焼失した大船鉾が、150年振りに復活し、山鉾巡行に参加することだ。それも49年振りの復活する”後祭り”の山鉾巡行のしんがりを務めるという。

7月24日、午前9時半、烏丸御池から、後祭りの山鉾巡行がスタート。先頭の橋弁慶山からシンガリの大船鉾まで、10の山鉾が次々と続く。ぼくらは、鴨川沿いの宿からそう遠くない市役所前(河原町御池)に陣取った。ここには先頭集団が10時15分に到着する予定。10時前だったが、すでに多くの観衆が集まっていた。それでも5列目くらいの、それも木陰の位置で、待機することが出来た。暫くすると、歓声が上がり、予定の時間よりも早く、橋弁慶がやってきた。そして、次々と目の前を山車が通り過ぎていく。

そして、一時間後、お目当ての”150年振り”がやって来る。大船鉾の歴史的凱旋を目の当たりにするのだ。さらに、いばらせてもらえば、大船の住民が、同名の大船鉾を観ているのは、ぼくと家内だけだと思う(汗)。こんな上機嫌な瞬間は一生でもめったにないこと。

さあ、やってきた大船鉾!名前の通り、でっかい船だ!

目の前に!待ってました大船鉾!四条屋!(四条町の鉾なので)大船屋!観音屋!(我、大船観音さまの近くに住む故)

150年振り!おめでとう大船鉾!四条町!よくぞ、堪えたこの日まで!

ああ過ぎ去っていく!上機嫌の瞬間は去りゆく!それが人生だ(爆)。

さあ辻回しだ!あんまり大きいから4回くらいで徐々に角を廻り、向きを変える。観衆からも拍手、歓声!辻回しのない人生はつまらない(汗)。新しい景色が待っているノダ!

そして、河原町へ向かう。さようなら、大船鉾。来年もまた、必ず来るゼヨ!また逢う日まで!

前の晩の宵山も、もちろん逢いに「行きました。し、ししかし、”大船鉾の通り抜けだけで1時間かかります!”の大きな声のアナウンス。とほほのほ。仕方なく、四条通りの入口で駒形提灯を遠くに見ただけ。皆さまには、せめてみてもらう、しがねえ駒形の提灯だけでござんす。

でもね、こんなこともあろうかと、昼間はばっちり、観てきたんでござんす、お姐さん。華やかでござんした。

船首。焼け残った古い道具はそのまま使っているんでござんす。

船尾。

しかし、チマキは早々に売り切れでござんした。去年、ここで買ってるから、それでもう一年、もたそうか、なんて思いやしたが、そうはいくまいと、祇園さんの神輿のお旅所でチマキを買いやした。

京都二泊三日の旅のトップの記事はやっぱり、この大船鉾の歴史的巡行の見学としました。このあと、祇園祭関係、平等院や二条城見学などの感想文を続けたいと思います。

大船鉾については、昨年の記事も併せて読んでいただくと、ぼくが、この日をいかに待ち望んでいたかがわかっていただけると思います。

今日は、これから猛暑の東京へ突撃でござんす。

 



 

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