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気ままに

大船での気ままな生活日誌

新春の円覚寺

2023-01-10 21:48:50 | Weblog

こんばんわ。

昨日、新春の円覚寺を散策した。年末に訪ねているので10日振りになる。あのときは仏殿前の白梅が一つ二つ開き始めていて、黄梅院の蝋梅は七、八分咲きだった。そして漱石ゆかりの帰源院の紅葉がまだまだ赤く輝いていた。さて、それらはどうなっているだろうか。また、何か新たな動きも期待して。

山門をくぐると仏殿。初参りをして、その横の梅の木に目をやる。白梅が一気に花数を増やしていた。

何という品種だろうか、熱海梅園では早咲きの白梅は”冬至梅”だったが。

仏殿裏の法華堂跡の日本水仙も一気に花数を増やしていた。

そして、方丈内の五百羅漢図を観る。伝・張思恭筆、(元時代)で重要文化財。一幅に十人の羅漢が描かれているので50図ある。芝の増上寺の五百羅漢図を描いた狩野一信はこれを参考にして描いている。

その一つ、”月から飛来”。摩耶夫人と思わせる高貴な女性と侍女の一行が飛来する様子が描かれている。

金沢翔子の書

黄梅院へ。山門をくぐると鮮やか黄色の花が目に飛び込んでくる。

蠟梅がほぼ満開になっている。

新たな息吹。三椏の蕾も揃った。

本堂内の夢窓国師像。

黄梅院・掲示板の真民さんの詩はいつも心にしみる。

松嶺院前の十月桜が一月になってそろってきた。一月桜?(笑)

漱石が明治27年12月末から1月にかけて、釋宗演老師の下で参禅、帰源院に止宿し、後にこの参禅体験をもとにして”門”を書く。

境内に漱石の句碑がある。「佛性は 白き桔梗に こそあらめ

おどろいたのは、帰源院脇の山中にまだ真っ赤な紅葉が!新春紅葉!佛性は 赤きもみじにこそあらめ(笑)

いつも、山門前のベンチに腰掛け、一休みしてから帰宅する。漱石も見た山門。

次回は梅の花が盛りの頃に。

。。。。

今朝の富士と月

・・・

今夕の相撲(3日目)

御嶽海、豊昇龍には勝てず1敗。

貴景勝、大栄翔に辛勝。連敗せず。

どうした、高安、琴ノ若、王鵬、3連敗!熱海富士、2連敗!

どうだい、朝乃山3連勝!正代、初日!桃太郎、2勝目!

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今宵は居待月。

コメント (4)
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