今日、12月8日。
仏教では「成道会(じょうどうえ)」の日。お釈迦様が悟りを開かれた日です
カトリックでは、「無原罪のマリアの日」とされ、祝日になっています

たまたま、この日が息子の手術日となった、と話した時、信仰心の厚い二人の友人は、ともに「大丈夫
この日の手術ですもの。どんなに難しい手術であったとしても、必ず成功するわよ。この日は特別の日なんだから
」と力説してくれました。
私は、このそれぞれの友人の言葉に、どれほど大きな力をもらったかしれません。
2年前の今日、息子は自分で歩いて手術室に向かいました。角を曲がる時、振り返った息子は、夫や妹、私に手をあげて、視界から消えました。
今見た息子の姿が、息子の最後の姿になるのだろうか?
泣くまい
悲しむまい
嘆くまい
それをしてしまったら、もう終わってしまう・・・そんなふうに思いました。
そんな話をすると、多くの方は私のことを「あなたは強い母親ですね。」とおっしゃいます。
そうなのかもしれません。でも、息子の命をつなぎとめるための努力はしても、それ以外のことは何一つとして無駄なことをする気にはなれませんでした
なぜ、こんなことになってしまったのか・・・どうして私の息子にこんなことが起こってしまったのか・・・そんなことを考えて、涙を流して、いったい何になるというのでしょうか?
そんなことをする時間があるのであれば、息子のために「祈る」ほうが、どれほど価値のあることか!と思っていました。
きっと、息子は今日も、忙しく働いているのでしょう
こんな時代に仕事をいただけたことも、仕事に就ける身体にまで回復させてもらえたことも、生きている!ということにも、ひたすら感謝です。
今日、みなさんはお子様に腹を立てましたか?怒鳴りましたか?呆れましたか?
何度言ったらお弁当箱を出すの!
言われる前に宿題をしてしまいなさい!
いつまでゲームをしているの!
どうして学校からのお手紙を出さないの!
またピアノの練習をしなかったわね!
さっさと塾に行きなさい!
もう12月なのよ、わかってるの!・・・・
私自身も母親として、何十回、何百回と息子、娘に言ってきた言葉です
どれもこれも大事なことです
でもね。
たまには、本当にいつでも、でなくても良いので、たまには思ってみてください
そこに、あなたの息子が、娘がいてくれることが、どんなに素晴らしいことなのかを・・・
お弁当箱を出さない子でも
宿題をなかなか済ませられない子でも
ダラダラとゲームに溺れる子でも
手紙を出し忘れる子でも
ピアノの練習をサボる子でも
塾にいくのを嫌がる子でも
12月になっても、なかなか本気モードにならず、偏差値があがらなくても
そこにあなたの大事な子どもがいて、あなたをイライラ、カリカリさせてくれることが、じつはどれほどのことなのか
「おめでたですよ!」と言われたその瞬間から、あなたは、その子を授かるという凄い奇跡をもらい、あなたのもとにその子は産まれてきたのです

そして今日まで、腹の立つことが五万とあったかもしれませんが、嬉しくて幸せで、泣けてくるほど素敵だと思える時間
もたくさんくれたはずです。
あなたのそばで、あなたに笑いかけてくれる息子がいること、娘がいること・・・生きているということ・・・
時には、そのことに感謝をしてください
毎日、当たり前のように無事に親子で過ごせていることは、決して「当たり前」のことではないのですから・・・
私は毎年、これからも12月8日になると、繰り返し、繰り返し、同じことを説き、我が子がそこにいてくれることに感謝しましょうね、っと言うでしょうね

仏教では「成道会(じょうどうえ)」の日。お釈迦様が悟りを開かれた日です




たまたま、この日が息子の手術日となった、と話した時、信仰心の厚い二人の友人は、ともに「大丈夫


私は、このそれぞれの友人の言葉に、どれほど大きな力をもらったかしれません。
2年前の今日、息子は自分で歩いて手術室に向かいました。角を曲がる時、振り返った息子は、夫や妹、私に手をあげて、視界から消えました。
今見た息子の姿が、息子の最後の姿になるのだろうか?
泣くまい



そんな話をすると、多くの方は私のことを「あなたは強い母親ですね。」とおっしゃいます。
そうなのかもしれません。でも、息子の命をつなぎとめるための努力はしても、それ以外のことは何一つとして無駄なことをする気にはなれませんでした

なぜ、こんなことになってしまったのか・・・どうして私の息子にこんなことが起こってしまったのか・・・そんなことを考えて、涙を流して、いったい何になるというのでしょうか?
そんなことをする時間があるのであれば、息子のために「祈る」ほうが、どれほど価値のあることか!と思っていました。
きっと、息子は今日も、忙しく働いているのでしょう

今日、みなさんはお子様に腹を立てましたか?怒鳴りましたか?呆れましたか?







私自身も母親として、何十回、何百回と息子、娘に言ってきた言葉です


でもね。
たまには、本当にいつでも、でなくても良いので、たまには思ってみてください

そこに、あなたの息子が、娘がいてくれることが、どんなに素晴らしいことなのかを・・・

お弁当箱を出さない子でも







そこにあなたの大事な子どもがいて、あなたをイライラ、カリカリさせてくれることが、じつはどれほどのことなのか

「おめでたですよ!」と言われたその瞬間から、あなたは、その子を授かるという凄い奇跡をもらい、あなたのもとにその子は産まれてきたのです


そして今日まで、腹の立つことが五万とあったかもしれませんが、嬉しくて幸せで、泣けてくるほど素敵だと思える時間


あなたのそばで、あなたに笑いかけてくれる息子がいること、娘がいること・・・生きているということ・・・
時には、そのことに感謝をしてください

私は毎年、これからも12月8日になると、繰り返し、繰り返し、同じことを説き、我が子がそこにいてくれることに感謝しましょうね、っと言うでしょうね

