ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその190-海外CD購入のむずかしさ。

2015年12月28日 | 日記
プロ意識にの無い業者達。

私は、このブログでも紹介してきたとおり、様々な国の音楽を聴く。
そして前回のブログにも書いたように「音楽ダウンロード」反対派である。
以前にも書いたが、同じ「音楽ダウンロード」でも、リマスタリング音源のハイレゾ化のものは購入する。
ポータブルオーディオでは違いが分かりづらいが、ステレオシステムで聴くとMP3(圧縮音源)とCDの音では直ぐに違いが分かってしまう。
ということで、私は好みの楽曲があると、どうしてもそのCDが欲しくなるのである。
しかし、前述のとおり、私の聴く音楽はかなり世間からするとマイナーなジャンルである。当然そのCDを探すのも困難を極める。
だが、ネットでの検索によって、いくつも入手困難なCDは購入できた。
先日も、インドネシアの歌手のCDを探していた、正確に言うと数ヶ月前から探していた。
インドネシアに係わらず、アジアのCDはその購入がとても難しい。
CD発売後、直ぐに誰かかがMP3化して、ネットでダウンロードさせてしまうのだ。
楽曲を聴きたいだけならば、これほど嬉しいことはない。無料で好みの楽曲がダウンロードできるのだから。
しかし、私はCD派である。
どれほど苦労しようが、ネットで気に入った楽曲がみつかると、そのCDをどうしても入手したいのだ。
今回はインドネシアのCDである、かなり手強い。
そのCDの発売を知ったのが、数ヶ月前。かなりの時間を経て、ようやくそのCDを販売しているネットショップを探しあてた。
しかし残念なことに、そのショップは日本には商品を出荷できないのだ。
そこで思いついたのが「輸入代行」である。
輸入代行とは、日本に商品を出荷できないショップ等から、直接現地で商品を買いつけ、日本に送ってくれる業者である。
この業者を見つけるにもかなり苦労した。アメリカやヨーロッパの輸入代行業者は多くあるが、ことインドネシアとなるとなかなか無い。
私はようやくの思いで、ある個人の輸入代行業者を探しあてた。手数料が安いと思ったからだ。
早速その業者と連絡を取った、果たして思ったとおりリーズナブルに利用できることがわかった。
その業者に今回の件を依頼し、即商品代金等を業者の指定する金融機関へ支払った。
しかし、一向にその業者から連絡が来ない。
不審に思った私は何度かメールで業者に連絡をした。その業者からの返事は驚くべきものだった。

「入金(私からの)確認時に、街のCDショップでストックがあるのを確認した。しかし本日(入金確認から数日)買い付けに行ったところストックがなくなっていた。」

要約すると、上記のような内容である。
これには驚いた、私からの入金確認時にショップに在庫確認をしたのなら、何故そのときに商品の取り置きの依頼をしなかったのか。または、商品の買い付けに行かなかったのか。
その業者曰く「商品の買い付けは入金確認後数日以内に行なう」と言っている。
しかし、商品は待ってくれない。日数が経てば売り切れになる可能性も当然ある。

最近はネットの繁栄で、誰でもホームページを作成すれば、直ぐにショップオーナーになれる。
しかし、彼等彼女等に一番たりないものは何か、それは「プロ意識」である。
今回の件もそうだが、以前も私の贔屓にしている個人のネットショップで商品を購入したとき、手際の悪さがあり、注意したことがある。
他人から金銭を頂戴し、作業を行なう、これは既に「ビジネス」である。ビジネスであれば「プロ意識」を持たねばならない。
特に企業を相手にする場合より、個人を相手にする場合の方がその意識は強くなければならない。
個人の財布から出るお金は、企業が取引して出すお金より意味が重い。

今回のCD購入の件は、これからどうなるか分からない。
最後に再度言っておきたい「ネットショップ」のオーナー達よ、もっとプロ意識を持ち、責任感を持ちなさい。