爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

前市長「加重収賄容疑」で再逮捕

2007-01-05 19:06:00 | あれこれ
前深川市長が加重収賄容疑で再逮捕された。

わいろを受け取っただけなら「単純収賄罪」(5年以下の懲役)で、不正行為を部下に指示したとして加重されて、収賄罪で最も重い「加重収賄罪」(1年以上15年以下の懲役)が適用された。

道内で市長が収賄容疑で逮捕されたのは、1994年2月に恵庭市長が逮捕されて以来2人目。加重収賄容疑で逮捕されるのは戦後は初めてという。


昨日、市役所の「仕事始め」に助役は、「昨年は深川始まって以来の恥ずべき事態となりあらためて謝罪したい。選挙で決まる新市長の下で信頼回復に最善を尽くそう」と述べた。

深川市発注の施設管工事は同じ業者が連続して受注しないよう長年順番に受注する官製談合が行われてきたという。

今回の事件となった、東洋設備は市長に現金を市長室で渡し、市長の「天の声」を利用して市営住宅設備工事と小学校改築機械設備工事を連続して受注した。


本命は別の業者であったにもかかわらず、前市長が業者を差し替えたという。

深川市は全国14番目の住みやすいマチに選ばれたことがある。

前市長は「市民と創る住みよいマチづくり」がキャッチフレーズで1期目は、金なし、組織なし、地盤なしで、草の根選挙で16年ぶりに市役所外からの当選を果たした。

以来、気楽にマイクを握り歌を披露し、小さな会合やグループの集まりにも気さくに顔を出し、女性には「順ちゃん」と特に人気があった。

しかし、「2期、3期、と当選を重ねるごとに、腰の低さとは、裏腹に驕りが目立ちだした」また「得票の6割は建設関係ではないか」と業界の密接な関係を指摘していた市民もいた。

昨年10月4選を果たしたが、市議8期をつとめた共産党推薦候補に追い上げられ苦戦の末当選した。

深川市114年の歴史に汚点を残し、市民を裏切った行為は、決して許すことは出来ない。

新しい市長は1月21日に決まる。
選挙ではしっかり市政の建て直しのできる毅然とした心を持った人が選任されることを願う。










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