JR橋本駅2階通路の窓からリニア新幹線橋本駅(正確には「神奈川県駅(仮称)」の工事現場を覗き見ることができる。
とは言っても、この駅は地下駅なので、JR東海は地下から地上への出口を設けるだけで、地上に駅舎などをを作るつもりはない。
地上の施設や周辺の整備などは相模原市に任されているらしい。
ひと頃は一帯に大きな深い穴が掘られて、いかにも基礎工事現場という様子もあったが、今はそれも埋め戻されて、写真で見るようにただの空地か資材置き場、建設機械置場くらいにしか見えない。
たまにネットや新聞などで橋本駅周辺の「整備計画」なるものを目にすることはあるが、まだ具体的な建設計画は確定していないようである。
そもそもリニア新幹線は本当に完成するのか、完成したとしても営業的に採算が取れるのか、JR東海は経営的に大丈夫か等々,この工事現場を見る度に余計な心配をしてしまう。
計画から実現まであまりにも時間と金がかかり過ぎて世の中の変化に対応できず、当初の夢は悪夢に変わりつつあるような気がしてならない。
自分がリニア新幹線を利用することは多分ないと思うが、せめて相模原市の財政がますます悪化して市の重荷にならないことを願っている。
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