下の画像はネットから借用してたPCの「ブルースクリーン」の例です。
これはWindows11 PCに実装されている「BitLocker」がデータ漏洩の恐れを検知して作動したとき、或いは何らかのPCの誤作動でBitLockerが作動したときの画面です。
迂闊なことに、私はWindws11のパソコンは初期設定で「BitLocker」という機能がオンになっていることを最近知りました。
調べてみると、これはPCからの情報漏洩を防ぐ機能であることが分りました。
万一、盗まれたPCや、適切な処理がなされないま廃棄処理業者に渡ったPCから、データ記憶装置であるSSDまたはHDDが取り外されても、そこに記録されているデータは全て暗号化されているため、データが流出する心配はないという仕組みだそうです。
詳細は省きますが、情報漏洩の対策としては極めて強力である反面、パソコンの異常で画面が「ブルースクリーン」になってしまったとき、このPCを起動するためには48桁の「回復キー」が必要になるのだそうです。そして、その ” 回復キー ” は予めPCの所有者には知らされてはいないのです。
その事態に備えるためには、予め回復キーを自分で探し出し、紙に記録しておくかデータファイルとしてそのPCとは別のUSBメモリーなどに保存しておく必要があるのです。(別のPCを使ってMicrosoft Accountから回復キーを見つける方法もあるようです)
そのようなPCの異常は、PCがフリーズしてしまい、やむを得ず電源ボタンの長押しでPCを「強制終了」したときや、Windows Update に絡むトラブルなどに起因して生じることがあるようです。
詳しいことはネット上に沢山あるBitLockerの情報が参考になります。
BitLockerは、現在販売されている大部分のWidows11 PCに実装されており、初期設定でオンになっているようですが、Windows10には実装されていません。
私がメインで使用しているデスクトップPCのOSはWindows10ですからこの機能は無く、そのため関心が無かったのですが、サブ機として昨年購入したノートPCのOSはWindows11ですから、BitLockerに無関心でいるわけには行かなくなりました。
数日前、偶然BitLockerについて解説するYouTubeの動画を見付けました。
【Windows危険!】パソコンが急に起動しなくなる!『BitLocker誤作動に備えよう!』
類似の動画は他にもありますが、私はこの方の動画はよく見ていますし、時折参考にしています。
この動画では、BitLockerの目的や仕組み及びその価値や問題点を解説した上で、個人のパソコンはこの機能をオフにすることを勧めています。
他のいくつかの情報も参考にした後、私も個人のPCに取ってはメリットよりこの機能をオンにしておくリスクの方が大きいと考え、BitLockerはオフにすることにしました。
以下の画像はBitLockerをオフに設定し直すまでの過程をスクリーンキャプチャ―したものです。省略した画面もありますから、必要があれば、上記の動画を参考にして下さい。
① ” PC ”/” ディスクドライブ ” アイコンの ” 鍵マーク ” は、BitLockeが有効であることを示しています。
② ” コントロールパネル ”/ ” システムとセキュリティ ”/ ” デバイスの暗号化 ”/ ” 回復キーのバックアップ ” を選択します
③ バックアップ方法をどちらか選択します。ここでは先ず「回復キーを印刷する」を選びました。
④ 続いて外付けのUSBメモリー(この例では「重要データ」)をセットし、「ファイルで保存する」を選択してその中に回復キーのファイルを保存しました。
⑤ 紙に印刷した ” 回復キー ” です。
実際はこの前後に簡単な説明や注意事項なども印刷されますが、下の画像では編集でカットしてあります
⑥ ” 設定”/ ” プライバシーとセキュリティ”/ ” デバイスの暗号化 ” を選択すると、” デバイスの暗号化 ” のスイッチが ” オン ” になっていますので、BitLockerを停止する場合はこれを ” オフ” にします。
⑦ オフにすると赤い警告画面が現れますが、オフにする場合は ” オフにする ” を選択します。
(この部分は前述の動画の画面とは少し違いました)
⑧ 暗号化の解除が進行します。所要時間はデータ量やPCの仕様などによって異なるようですが、私の場合は15分~17分ほど要しました。
⑨ ②と同じくドライブのアイコンを表示すると、” 鍵マーク ” は消えていました。
Bitlockerは確かによく考えられた安全対策だとは思いますが、その仕組や注意事項等について、Microsoft社からユーザーに対してそれに関する情報が殆ど何も開示されないまま、そして回復キーの告知もないまま、このような機能が実装され有効にされていることは腑に落ちません。
現在はWindows10のPCをメインにしている私も、2025年10月のWindows10サポート終了に備えてWindows11にもっと関心を持つ必要がありそうです。
これはWindows11 PCに実装されている「BitLocker」がデータ漏洩の恐れを検知して作動したとき、或いは何らかのPCの誤作動でBitLockerが作動したときの画面です。
迂闊なことに、私はWindws11のパソコンは初期設定で「BitLocker」という機能がオンになっていることを最近知りました。
調べてみると、これはPCからの情報漏洩を防ぐ機能であることが分りました。
万一、盗まれたPCや、適切な処理がなされないま廃棄処理業者に渡ったPCから、データ記憶装置であるSSDまたはHDDが取り外されても、そこに記録されているデータは全て暗号化されているため、データが流出する心配はないという仕組みだそうです。
詳細は省きますが、情報漏洩の対策としては極めて強力である反面、パソコンの異常で画面が「ブルースクリーン」になってしまったとき、このPCを起動するためには48桁の「回復キー」が必要になるのだそうです。そして、その ” 回復キー ” は予めPCの所有者には知らされてはいないのです。
その事態に備えるためには、予め回復キーを自分で探し出し、紙に記録しておくかデータファイルとしてそのPCとは別のUSBメモリーなどに保存しておく必要があるのです。(別のPCを使ってMicrosoft Accountから回復キーを見つける方法もあるようです)
そのようなPCの異常は、PCがフリーズしてしまい、やむを得ず電源ボタンの長押しでPCを「強制終了」したときや、Windows Update に絡むトラブルなどに起因して生じることがあるようです。
詳しいことはネット上に沢山あるBitLockerの情報が参考になります。
BitLockerは、現在販売されている大部分のWidows11 PCに実装されており、初期設定でオンになっているようですが、Windows10には実装されていません。
私がメインで使用しているデスクトップPCのOSはWindows10ですからこの機能は無く、そのため関心が無かったのですが、サブ機として昨年購入したノートPCのOSはWindows11ですから、BitLockerに無関心でいるわけには行かなくなりました。
数日前、偶然BitLockerについて解説するYouTubeの動画を見付けました。
【Windows危険!】パソコンが急に起動しなくなる!『BitLocker誤作動に備えよう!』
類似の動画は他にもありますが、私はこの方の動画はよく見ていますし、時折参考にしています。
この動画では、BitLockerの目的や仕組み及びその価値や問題点を解説した上で、個人のパソコンはこの機能をオフにすることを勧めています。
他のいくつかの情報も参考にした後、私も個人のPCに取ってはメリットよりこの機能をオンにしておくリスクの方が大きいと考え、BitLockerはオフにすることにしました。
以下の画像はBitLockerをオフに設定し直すまでの過程をスクリーンキャプチャ―したものです。省略した画面もありますから、必要があれば、上記の動画を参考にして下さい。
① ” PC ”/” ディスクドライブ ” アイコンの ” 鍵マーク ” は、BitLockeが有効であることを示しています。
② ” コントロールパネル ”/ ” システムとセキュリティ ”/ ” デバイスの暗号化 ”/ ” 回復キーのバックアップ ” を選択します
③ バックアップ方法をどちらか選択します。ここでは先ず「回復キーを印刷する」を選びました。
④ 続いて外付けのUSBメモリー(この例では「重要データ」)をセットし、「ファイルで保存する」を選択してその中に回復キーのファイルを保存しました。
⑤ 紙に印刷した ” 回復キー ” です。
実際はこの前後に簡単な説明や注意事項なども印刷されますが、下の画像では編集でカットしてあります
⑥ ” 設定”/ ” プライバシーとセキュリティ”/ ” デバイスの暗号化 ” を選択すると、” デバイスの暗号化 ” のスイッチが ” オン ” になっていますので、BitLockerを停止する場合はこれを ” オフ” にします。
⑦ オフにすると赤い警告画面が現れますが、オフにする場合は ” オフにする ” を選択します。
(この部分は前述の動画の画面とは少し違いました)
⑧ 暗号化の解除が進行します。所要時間はデータ量やPCの仕様などによって異なるようですが、私の場合は15分~17分ほど要しました。
⑨ ②と同じくドライブのアイコンを表示すると、” 鍵マーク ” は消えていました。
Bitlockerは確かによく考えられた安全対策だとは思いますが、その仕組や注意事項等について、Microsoft社からユーザーに対してそれに関する情報が殆ど何も開示されないまま、そして回復キーの告知もないまま、このような機能が実装され有効にされていることは腑に落ちません。
現在はWindows10のPCをメインにしている私も、2025年10月のWindows10サポート終了に備えてWindows11にもっと関心を持つ必要がありそうです。
お役に立ったなら嬉しいです。
Maicrosoftは、せめてこのシステムの存在と万一の場合の対処法を予めユーザーに知らせておいて貰いたいですよね。