徒然小夜

日々の想いを自由気ままに書きつづる
話題は趣味、仕事、人生、いろいろ

安倍政権を笑い倒す 2023.10.5

2023-10-06 00:25:00 | 読んだ本の書評
立川談志
「テレビに出ているやつをおれはサラリーマン芸人という。
テレビにクビにならないように、ということばり考えている。
お前みたいに庶民が言いたいことを代わりに言ってやるのが本当の芸人だったんだ。
だからお前(松本ヒロ)のことをおれは芸人という。
昔はそんなやつばっかりだったんだよ。
佐高さんがよく「組織の奴隷になるな。」って言うじゃないですか。
談志師匠と通ずるものがあるなあって。
「人生とは死ぬまでの暇つぶし」
遊びは自分から進んでやるから、真剣になる。
仕事は真剣にも適当にもできる。
多くの人が遊びよりも仕事の方が価値の高いことのように思ってるけれど、実は逆。
「役にたつ」ってなんだって考えてみると面白い。
「今すぐ役にたつものはすぐに役に立たなくなる。」
役に立つというのはとても限定的で、役に立たないというのはそのセコい観念を越えるもの。
だから、役に立つ立たないでいったら役に立たないことの方が価値があるし、遊びと仕事だったら、遊びの方が有意義だ。
マルセ太郎「思想のない笑いは見たくない。」
校門圧死事件に関して。
門は開いてなくちゃいけない。
日本人は周りと同じようにしていれば安心する。
アメリカではI’m differentという作文を書かせることから教育が始まる。

生活に余裕がないと、心の余裕もなくなる。
今、日本国民の多くがそんな状態の中にいるのかもしれない。
ヒットラー「我が闘争」
「大衆は無知の方が支配しやすい。」
城山三郎
「オレには国家というものが、最後のところで信じられない。」勲章を断る。アベを嗤う。
漱石「すみれほどの小さき人に生まれたし。」
自分を大きく見せようとする人は、権威権力にすり寄る。自分はただの人間だ。
漱石
「某は案山子にて候 雀どの。」
笑いとは、人間の弱さ、愚かさ、あさましさ、あるいは社会の理不尽さに対する憤りや絶望といった感情を
形を変えて発散させるもの
子規、漱石にはそういう笑いのセンスがある。鴎外にはない。太宰にはあるけど、三島にはない。
自分の弱さをさらけ出せない人、自分を実像よりおおきく見せたがる人は自意識を肥大化させる。
人から馬鹿にされたくないから、虚勢を張り、威圧的な態度をとる。安倍はそういう人間。
弱者の味方
強者に寄り添う人は、いつか自分も強者になりたい。

元気の出る話
長野県上伊那郡中川村村長 曽我逸郎さん
「憲法九条を守る首長の会」日の丸君が代反対
「人々に同じ空気を強制して国旗や国歌に対する態度を型にはめようとするよりも前に、
皆が誇りにできる国、世界から尊敬され、愛され、信頼される国にしていくことのほうがまず先にあるべきではないか」
安部は馬鹿の一つ覚えで「愛国心、愛国心」とわめく。
80年代のイギリス映画「パレードへようこそ」
日本の教育は民主主義が浸透していない。画一的に型にはめる。
ヒロさんや私(佐高)は学校という組織の中では息苦しくて生きていけない。
安部は俯瞰思考ができない。
100歳のむのたけじさんは
「地球を外から見たら、どこにも国境線は引いていない。」
「戦争をなくすのは簡単だ。国をなくせばいいんだ。」と言っていた。
安部は「安全」「平和」という言葉を使って「戦争」しようというあべこべ内閣

長田弘
「ねむりのもりのはなし」
いまはむかし あるところに
あべこべの くにがあったんだ
はれたひは どしゃぶりで
あめのひは からりとはれていた

つよいのは もろい
もろいのが つよい
ただしいは まちがっていて
まちがいが ただしかった

うそが ほんとのことで
ほんとのことが うそだった
あべこべの くにがあったんだ
いまはむかし あるところに

「佐高信の昭和史」感動した
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする