幸山市長は昨日の議会冒頭で、
城南町に足を運び合併推進のための説明会を行うことを表明しました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
城南町では、議会が合併のための法定協議設置を否決したばかり…。
いま町内は、合併賛成派・反対派のリコール運動につながり、
複雑な状況となっています。
そんなときに、熊本市から市長が乗り込んで、
合併推進の説明会をおこなうというのは、
町民を更なる混乱に巻き込むことにつながります。
また、賛成・反対派を含め、議論を尽くし結論を出した
町議会に対して大変失礼なことですし、越権行為ではないかと思います。
今日は市長に対して申し入れをおこないました。
「城南町に乗り込んでの説明会は止めよ」という内容です。
こうした町民を逆なでする行為は、合併を推進したい市長にとっても
けっしてプラスにはならない気もするのですが…。
私たちの思いが市長に伝わることを願っています。
本日、定例市議会が開会されました。
今議会には、熊本産院の廃止条例が提案されています。
存続を願い１１万５千筆の署名が寄せられているなかで、
こうした声に市長はとうとう耳を傾けることができませんでした。
具体的な議論は、明日以降の一般質問や委員会などで
おこなわれることと思います。
「市民病院（のＮＩＣＵ）充実」か「産院の存続」か…
大切な２つの施設を天秤にかけ、産院廃止をせまるやり方は容認できません。
私たちは、どちらも充実させよ。
命と心を育む分野に、人もお金も惜しむべきではない、との立場で、
産院存続を求め議会に臨みたいと思います。