工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

トラムのジオラマを作った話 その後

2019年08月14日 | 鉄道・鉄道模型
 以前、トラムのジオラマを作った話を書きましたが、あのジオラマにちょっと変化がありました。
 路面電車については、現代的な車輛を展示していたのですが、もう一種類車輛を用意しており、先日入れ替えてまいりました。
 ちょっと昔の三車体連接車輛という感じで、塗装は先に展示していたものと同じ配色です。

 こちらの車輛ですが、パッと見てお分かりの方もいらっしゃるとは思いますが、鉄道コレクションの筑豊電気鉄道2000形をベースにしています。
 今回はそのまま塗り替えて済むというような簡単な話にはならず、車体にも手を加えてあります。と言いますのも、イタリアを含め欧州大陸では、ご存知のとおり自動車は右側通行となっいます。オリジナルの製品は日本国内を走る車輛ですから当然、進行方向左側前部に乗降用の扉がついています。そこで扉を進行方向右側に移植し、右側にあった窓を反対側に移植しております。これで右側通行に対応させました。
 写真では幸い見えておりませんが、切り継ぎが下手だったので車体に若干跡が残っています。広告看板をつけて隠しておりますが、少々不自然な位置に看板がついているのはそのためです。
 現代的な低床車も良いのですが、路面電車というと懐かしいスタイルの車輛にもひかれます。「ワールド鉄コレ」ではドイツ各都市の最近の路面電車のモデルが発売されており、カラフルな車体に食指を動かされるのですが、ぜひ次はデュワグのちょっと古い路面電車(広島電鉄にもいましたね)も期待しています。

 前回のブログではなかなかわかりづらいところもあったかと思いますので、改めて写真をまじえてご紹介します。

 町の掲示板には「SPQR(ローマ元老院並びに市民)」の文字があるのがお分かりでしょうか。マンホールの蓋も、市の紋章も、公園で芝生に入らないようにする注意書きも「SPQR」ですので、ローマを訪れた方なら必ず目にされる四文字です。
 
 ジオラマ右奥の新聞スタンドです。ピンボケしていてすみません。

 彼の地の新聞スタンドでは新聞、雑誌を中心にさまざまなものが売られています。大きさとしては昔の日本の駅の売店よりもっと小さなサイズもあります。このスタンドのようにサイドにラックを広げたりしてスペースを稼いでいるのを見かけます。

 ということでこのジオラマですが、引き続き秋葉原YFS様で展示中です。お店の方は国際鉄道模型コンベンション出店の関係でコンベンション期間中はお休みと聞いておりますので、それ以降にご覧いただければ幸いです。

 
 
 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茶色い客車の工作 つづき | トップ | 20回目のJAMに出かけています »
最新の画像もっと見る