goo blog サービス終了のお知らせ 

工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

2022年 F1日本GP 決勝 その1

2022年10月11日 | 自動車、モータースポーツ
 F1も決勝ということで日曜日の話を書いてまいります。日曜朝は南紀号に乗りこみました。指定席ではありましたが通路まで自由席のお客さんがいて、イタリア人のグループなのかイタリア語が聞こえてきます。ボローニャからイモラへ向かうインターシティに見えた、なんてことはなく、列車は蟹江(というと今は亡き個性派俳優さんとアメリカのお騒がせなラッパーを思い出す)、弥冨(金魚と白文鳥で有名)、桑名と走っていきます。鈴鹿サーキット稲生に着き、曇り空を心配しながらてくてく歩くと1コーナーゲートに着きました。鈴鹿サーキットの案内等でも日曜に手荷物検査があります、ということで少々不安でした。手荷物検査はバッグ類の中身を開けてみせるのと、ポケットの中のものを出した上で、小型の金属探知機でボディチェックするというものでした。バッグの中に手を突っ込まれることもありませんでしたので、かなりソフトなものでした。私も雨具などを入れているためかさばっていますし、手製の応援グッズを持ち込んでいるファンもいますので、本格的に始めたら大変なことになりますが、幸いそこまでの検査ではありませんでした。そのためか大きなトラブルも聞こえてきませんでした。
 とりあえず買える弁当を買って昼に備えます。私の座っていた席は表彰台がよく見える場所ですが、グランドスタンド下段とフェンスまでの空間にお巡りさんの姿が見られます。短い間隔で何人も立っており、グランプリらしからぬ雰囲気です。表彰台でもそれとわかる人たちが導線を確認しています。通常のグランプリでもお巡りさんが巡回していて「ご苦労様」と思うのですが、今日の人たちは目つきも悪く、威圧感十分です。

そんな中でもサポートレースのポルシェカップが行われました。

優勝したのは小河諒選手で、元全日本F3000王者、故小河等の息子さんです。以前もポルシェカップで活躍しているのを見たことがありましたが、いったん他のカテゴリーを経てポルシェカップに戻ってきて、シリーズタイトルも既に決めています。

サーキットでは決勝前恒例のドライバーズパレードも行われ、ドライバー達がクラシックカーに乗り、場内を一周していきます。
こちらは乗り込む前、アロンソ(中央)とサインツJrのスペイン人コンビ。

同じくレッドブルのペレス(中央)とフェラーリのルクレール(後ろの赤い服)

フェルスタッペン(オレンジの帽子)も既に車に乗り込んだようです。


パレードの後、特別挨拶として表彰台に現れたのは

こちらの方です。

岸田首相が来場、挨拶を述べていました。現職首相のグランプリ訪問は初めてらしく(かつて羽田元首相ら民主党の代議士が訪れているのを見たことがありますが)、またこういった形での来賓の特別な挨拶というのも今まで聞いたことがありません。特に総理のあいさつの間などはうっかりバッグの中に手も入れられないような状況でした。総理はこの後で前方に移動してスタート前の進行にも参加します。
 上空に日の丸と同じ色のホンダジェットが飛んできました。


マシンもグリッドに向かいます。



次第に雨が降ってきました。
スタート前の国歌斉唱は水樹奈々さんでした。声優のイメージが強いですが、もともと演歌がバックグラウンドにある方だそうで、圧倒的な歌唱でした。いろいろな方が歌われ、あるいはT-SQUAREの演奏というのもありましたが、これまでの国歌斉唱の中でも印象に残りました。

雨が次第に強くなっていく中、スタートを迎えます。しかし、これから起きるドラマは、私たちの想像を超えるものとなりました。続きはまた次回に。

(10月14日に一部加筆訂正しました。また、小河諒選手、故小河等選手の名前を誤って表記していました。お詫びして訂正いたします)






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年 F1日本GP 二日目 | トップ | 2022年 F1日本GP決勝 つづき »
最新の画像もっと見る