工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

静かなゴールデンウィーク

2020年05月03日 | 日記
 皆様は連休をどうお過ごしでしょうか。
 自分の仕事についてはこのブログでは触れませんし、私はイギリスで言うところのキーワーカーではありませんが、それでも4月下旬までいろいろと忙しくしておりました。短い「オフ」もつかの間、連休明けから仕事が待っているでしょう。
 もちろん、カレンダーではお休みでも社会を支えるために働いている方々もたくさんいらっしゃいます。そういった方々への感謝も忘れてはいけないですね。
 3月にコロナウイルスに関した話題を書きましたが。その後もさらに事態が深刻になり、有名・無名を問わず多くの方の命が失われています。本当に心が痛みます。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、感染している方。闘病されている方が早く回復されることをお祈りいたします。また、私たち自身も感染対策を取り、自らが感染しない、周囲に感染させないよう、引き続き気をつけて過ごしていきたいと思います。
 個人的な思いにはなりますが、伝染病は局地的なもの、季節的なものを除いて現代の人類の環境の中では封じ込めている、という感覚で生きていましたので、短い間に全世界的に流行する疫病がまだある、ということにとてもショックを受けています。日本は地震国だから長く生きていれば大地震もあるだろう、などと思っていましたが、感染症で不自由な暮らしを強いられることになるとは思いもよりませんでした。明治生まれで平成の時代まで生きた私の祖母はスペイン風邪、関東大震災、第二次大戦を乗り越えています。どんなに科学が発達し、生活環境も向上していても、百年単位で一度は未知の病が襲ってくるということなのでしょうか。

 趣味やイベントにかかる状況もまだ明るさとは遠い状態であります。スポーツはシーズン途中で止まってしまったり、春に開幕するものは未だ開幕が見通せない状況です。F1も夏に欧州で開幕を予定しているようですが、具体的な話にはなっていないようです。10月の日本グランプリも今頃チケット発売が行われているはずでしたが、発売予定日も一度延期され、さらにどうなるか見通しが立たないようです。
 スポーツに関しては過去の名勝負などをテレビで放映する機会が増えております。私もリアルタイムでテレビで見たことがあるもの、ないものも含めて観ております。本来は今日(5/3)行われる予定だったオランダGPの代わりに、フジテレビNEXTでは83年、85年のオランダGPの様子を放送していました。もともとオフに放送されていたF1LEGENDSという過去の名レースをノーカットで紹介する番組の再放送でしたが、ラウダ、プロスト、ピケ、ロズベルグ(もちろんお父さん)、セナ、アンジェリスといった懐かしい名前と共に楽しみました。モナコGPも中止が発表されていますが、レースが行われる予定だった24日には「あの」92年モナコGPの放送もあるようです。
 
 音楽、エンターテインメントについてもライブの延期やCDの発売延期など、残念な話題ばかりです。ときどきこのブログでも紹介しているT-SQUAREも新譜の発売が延期になりましたし、ツアー日程にも変更が生じています。アーティストの方々も動画配信など様々な試みをされていて、そればそれで興味深いのですが、私も含め多くのファンは新譜を聴きたい、ライブに行きたい、という気持ちが強いでしょう。事態が収束して、ライブを見に行けるようになるといいのですが・・・。

 実物の鉄道に関して、私鉄の有料特急の運転取りやめや、JRの指定券販売の見合わせなど、異例の事態も発生しています。いろいろな意味で「非常時」という感がいたします。特に指定券販売の見合わせというのは「これは本当に深刻だな」と思っています。商用での移動も、観光もできない現状が分かります。
 鉄道模型の方は当ブログで1月以来あまり書くことが無かったのですが、また近日中にお見せしたいと思っているものもあります。他にもお座敷運転でコレクションの虫干しもしつつ、ご紹介できるものがありましたら、このブログで書いていきたいと思います。鉄道模型に関しては、国内生産を重視しているカトーでさえ原材料の調達に支障が生じており、生産予定に変更が生じる可能性がある、と発表しています。国内、海外を問わず、関連会社を含めて工場の稼働が厳しくなっているところもあるでしょうから、今年は楽しみにしていた新製品がなかなかリリースされずやきもきするファンも多いのではと思います。
 鉄道模型に関連したところではRM MODELSが既に5月に発売予定の299号を発売延期する、と発表しています。月刊誌は毎月決まった日に店頭に並ぶもの、という感覚に慣れておりましたし、同誌がすでに25年近い歴史を持っているだけに、そういう雑誌でも発売延期が起こることに驚いています。
 模型屋さんも開けているところとそうでないところに分かれているようで、開けているところでもマスク着用を要請しています。私は花粉症持ちということもあって、1年のうち4か月くらいはマスクのお世話になっているのですが、いつもならさすがに4月末には外していますし、暑い時期にマスクは正直辛いものがあります。暑がりなものですから、今後もマスク着用が続くようだと夏はきついなあと憂いています。
 在宅時間が長い方も多いでしょうから、これを機に積んであるキットをどうにかするかと手を付けている方もいるでしょう。組む前に使う予定の塗料もチェックしてくださいね。塗装にかかろう、というところで塗料の蓋をあけたらカチカチに固まっていた、となるとそこで制作意欲も萎えてしまいします。また、どうせ時間もあるから大物でも、と思わず、すぐできそうなものから取り掛かって、出来上がった満足感を得ながら次へ、という方が私には向いているようです。模型屋さん並みの在庫を減らせるようにとは思っていますが、どうなりますか。
 冬から春にかけてブログのために作ったキットもあって、そちらもまだ紹介していませんので、今後ご紹介することになるかと思います。

社会を支える皆様へ感謝の気持ちをこめて(ここの住人たちはマスクなしですね)。








 




 
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