
少し前の話になりますが、11月17日に航空自衛隊岐阜基地で開催された航空祭に行ってまいりました。岐阜基地は10年ぶりくらいのご無沙汰でして、見たい機体もありまして出かけてきました。名鉄の三柿野という駅が最寄で、駅徒歩数分の距離というのも魅力です。
東京を朝早く出て9時前には三柿野に着きました。以前は駅を出て、人の渋滞となっている歩道を歩きながらという感じでしたが、今は川崎重工の敷地の一部を歩いて基地のゲートをくぐるという流れでした。工場が好きな方だと気分も上がりそうですね。基地に着くと既に多くの方が来場されています。ブルーインパルスも今回は飛びませんし、それゆえに人も少ないのではと思いましたが、地元の方も含め、飛行機好きが年の一度のお祭りのために集まった、という感じでした。
岐阜基地は各種装備、機材のテストを行う「飛行開発実験団」のベースでもあります。このため、各種試作機が試作機特有の塗装で塗られているものもあり、他の基地にない特徴でもあります。
F-2支援戦闘機も試作機は塗装が量産機とは違います。新型の空対艦ミサイルも展示されています。今回は展示されていませんでしたが、試作4号機と呼ばれるF-2B、102号機が見たかったです。
さて、今回はF-15J戦闘機が記念塗装で現れました。F-15Jの場合、アグレッサーなど一部の機体が特別な色に塗られていますが、本来は一般的なグレー2色で、岐阜基地の機体もそうでしたが、この801号機はF-2の1号機、C-2の1号機に合わせて、赤と白に塗り分けた塗装を採り入れています。
航空自衛隊70年のマークも入っています。もともと801号機はF-15Jの1号機に相当し、マクダネル・ダグラス社で組み立てられて日本に運ばれました。
フライトの写真はこちら
ちょっと複雑な塗り分けになっていますね。
こちらはF-2Aの1号機です。
国産輸送機C-2の1号機です。
C-1の001号機。入間にも来ていた機体ですね。
午前・午後とフライトを見せていました。
C-2とのランデブーもありました。
大きさの違い、お分かりいただけますか?
そして岐阜基地と言いますと、さまざまな機体が在籍していることからできる鬼畜大宴会、じゃなくて異機種大編隊が見ものです。
C-1を先頭にF-15J、F-2、T-4などの機材が並び、しんがりがC-2です。
さまざまなジェット機が並んで機動というのもこの基地ならではでしょう。
写真多めなので次回に続きます。